【Neural DSP】Darkglass Ultra Plugin レビュー

プラグイン版 Darkglass こと Neural DSP の Darlglass Ultra Plugin を購入しました。ベースのアンプシミュレーターとしては非常におすすめできる商品ですのでレビュー記事を書きます。

Darlglass Ultra Plugin とは

Darkglass のペダル2種類(B7K Ultra, Vintage Ultra)をエミュレートしたベース用のアンプシミュレータープラグインです。

Darkglass といえば、2010年代以降のモダンなベーストーンに革命を起こしたといっても過言ではないベースアンプ/エフェクターメーカーです。

本製品はその Darkglass の中でも代表的な2機種を扱えるプラグインということで、以前から注目していたのですが…何やかんやあって時は過ぎ、ようやく購入に至りました。(プラグインの発売は2018年頃だったはず)

プラグインを開発販売している Neural DSP 的には、本製品が実質的な処女作だったと思いますが、後述する通りクオリティは抜群に良いです。今となっては Neural DSP ってソフトアンプシミュレーター界隈をリードする存在にも感じますが、最初から高品質でした。

Darlglass Ultra Plugin の特徴

Neural DSP 初期の製品ということもありインターフェースは今以上にシンプルですが、とはいえ現在に至る画面の雛形は既に完全に完成されています。

アンプビュー

下記がアンプビューです(アンプといってもペダルプリアンプですが)

Darlglass Ultra Plugin B7K

はい、Darkglass を象徴する定番の歪みプリアンプである B7K Ultra がそのまま画面に収められています。

サウンドの再現度も非常に高いので、普通に B7K Ultra の使う感覚で使いこなせます。

(B7K の使い方まで説明すると長くなるので、それについては別途調べて頂ければと)

Darlglass Ultra Plugin Vintage Ultra

画面下部の「Model」を切り替えると Vintage Ultra が登場します。

こちらも Darkglass を代表する歪みプリアンプで、モダンに振り切った B7K と対になるような存在ですね。(とはいえコイツも十分モダンなんですが)

ドンシャリ系のサウンドが得意な B7K に対して、こちらはミドルがボコっと出てくるのが特徴です。

キャビネットビュー

Darlglass Ultra Plugin キャビネット

そしてこちらがキャビネットビューです。

そう、このプラグインはアンプビューとキャビネットビューの2画面だけです。

プリアンプ→キャビという形でパワーアンプがありませんが、そこはプラグインなので無視しておきましょう。

収録キャビネットは DG210C の1種類で、マイクは8種類収録されており2系統混ぜることが出来ます。ポジションの設定も可能。

IR Loader も搭載されているので好きな IR を読み込んで使うことも出来ます。

この辺りも Neural DSP 定番の仕様が既に確立されていますね。キャビシミュのクオリティもと良いです。

素晴らしい

Darkglass 系のプラグインというのが他にないので、直接的な比較対象を挙げるのは難しいのですが、これ自体はとても素晴らしいプラグインに感じます。

PC に挿しただけのベースが完全にそれっぽい Darkglass サウンドに変貌します。(どんな音かは冒頭の動画を見てください)

大体他のベースアンプシミュレーターって、それだけでは音が決まらずに色んなプラグインを足したり、実機エフェクターも組み合わせたりしながら音を作っていくのですが、本製品に関してはそんな事しなくても大丈夫。

これ一発挿すだけで、あとはプラグイン内の設定項目だけで限りなく完成された音作りが出来るのが素晴らしいですね。

またトーンは非常に安定しており、これを挿してベースを弾くと心なしかベースが上手くなった気がします。(他のプラグインにもその傾向は見られるので、Neural DSP マジックとでも言っておきましょう)

キャビネットのクオリティも高くて、下手な IR を挿すとかえって音が劣化したりするので驚きます。

ただ、エミュレート元になっている Darkglass のペダル自体はあまり音作りが簡単ではない(※)ので、そこはプリセットなどを活用しながら工夫していきましょう。

(※)バッキバキの歪みベースなら簡単に作れますが、それ以外は結構難しいです。B7K も Vintage も本来は汎用性の高いペダルなのですが、汎用的に使うためにはそれなりにスキルが必要です…。

また使っていて気がついたのですが、Darkglass の歪みって非常に特徴的ですが、しかしオケには馴染みやすく、ミックスが凄くしやすいです。

ベースのミックスって失敗することも多かったのですが、Darkglass 導入以降(正確には DjinnBass 導入以降)ミックスの失敗がかなり減りました。

さいごに

実は当初はそんなに注目していなくて、ある時「ベーシスト兼DTMerとして一応買っておくか…」くらいの温度感でデモったのですが、あっさり期待を超えてくれて、即購入という形でした。

バンド活動用に実機も欲しくなってきた次第。※後に実機も買いました

というか、このプラグインもっと早く買っておけば Lostmortal の活動におけるベースの音作りで迷走することもなかったんだろうな…と。

実機に比べると安価なの点もプラグインの強みですので、Darkglass が気になっている方はまずここから試してみるのも良いかも知れません。

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