Plugin Allianceのおすすめプラグインまとめ【Brainworx】

こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。

Plugin Alliance のおすすめプラグインをピックアップして紹介していきます。各製品のレビューも書いていますので、このショップの製品が気になっている方は是非参考にして頂ければと思います。

Plugin Allianceとは

Plugin Alliance

Plugin Alliance(プラグインアライアンス)は、ドイツに拠点を置く DTM プラグインの販売ショップです。

ちなみに Plugin Alliance ってあくまでショップです。プラグインを開発しているデベロッパーではありません。

開発部門は Brainworx(ブレインワークス)という別会社が担う形になっています。(代表は同じ人でサムネイルにいるスキンヘッドのおじさんです)

Plugin Alliance では、Brainworx をはじめ幾つかのメーカーのプラグインを扱っています。

Plugin Boutique のような総合ショップというよりは取扱商品を厳選したセレクトショップといった感じの色が強く、独占販売かそれに近い商品が多いです。

そのため基本的に取扱商品のレベルが高く、高品位なプラグインを探す際にはまず Plugin Alliance を見てみるのがおすすめ。そんなショップです。

Plugin Allianceのおすすめプラグイン

前提として、Plugin Alliance で取り扱っているプラグインの種類や数はかなり多く、広範囲をカバーしています。

なので、本当におすすめできるプラグインは、正直何を作りたいかによってかなり変わってくる可能性があります。

ここではバンドサウンド、特にメタル系に強みを持つ当サイトとしてのおすすめを紹介させて頂きます。

EQ・プリアンプ系

EQ は、マスタリンググレードの高価な機種をモデリングしたものなどを多数展開しています。玄人向けな感じの製品も多いですが、その中でも扱いやすくて効果を得やすいのが以下など。

Maag Audio EQ2

Air Band が魅力的な Maag EQ の2バンド仕様のものです。他に4バンドの Maag EQ4 もあります。

Air Band は、独自のカーブで超高域をブーストしてエアー感を与えるというもの。フリクエンシーは 2.5khz からなんと 40khz まで選択可。

非常に自然かつ気持ちよく、トラックに抜け感や明瞭感を与えることが出来るため重宝しています。

個人的には Air Band しか使わないため、効きがナチュラルな EQ2 の方を気に入っています。(EQ4 はガツッと効きます)

Millennia NSEQ-2

マスタリンググレードの EQ です。動作方式を真空管と FET から切り替えられたりします。

ブースト方向に特化した EQ という印象で、嫌味なく自然にブーストしてくるのが大きな特徴です。

パンチ感やモダン感を出すためにブーストしたいけど、モッコリ・モッサリしてしまいやすいミドルレンジをこれでブーストすると良い感じ。

Lindell Audio 6X-500

ハイとロー2バンドのブースト EQ およびフィルターが付いたプリアンププラグインです。

プリアンププラグインは、通すことで機材特有の色付けを付加してトラックの質感向上を狙うことが目的のプラグインですが、そこに EQ とフィルターが備わっていることで更に音作りを詰めることが出来るという訳ですね。

自然で伸びやか、爽やかな質感が特徴で、ギターやボーカルといったメイン系のパートやウワモノ系によく合います。気持ちよすぎてハイブーストしすぎないように注意。

ダイナミクス系

EQ 系と同じくダイナミクス系も取り扱いが豊富ですが、玄人向けな感じのものも多いです。なので分かりやすいものに手を出しやすいですね。

Vertigo VSC-2

透明感がウリの VCA コンプレッサーです。バス・マスター用ですがトラックにも使っていけます。

余計な色付けはないですが、2段がけするとスッと爽快感があって気持ちの良い音になるのが特徴。スネアやドラムバスなどパーカッション系のソースに最高に合います。

Brainworx bx_townhouse

SSL コンソールのバスコンプレッサーをモデリングしたものです。

SSL タイプのバスコンプといえば Waves の G Master Buss Compressor が現在も人気ですが、あちらよりもハイファイで立体感があり、少しネットリとしたサウンドが特徴です。

ハイパスサイドチェインなど、オリジナルや Waves のものにはない機能が付いているのも良いです。

Purple Audio MC77

1176 タイプの FET コンプレッサーです。

余計な色付け感はなく素直に1176系のサウンドですが、ガツッと掛かりやすいのがポイントです。

ガツッと掛けることが多いであろう1176系にこの特性は相性がよく、コンプ感やサチュレーション感を得やすいので「1176で潰したあの音」を再現しやすいです。

また、1176系では珍しく M/S モードにも対応しています。

チャンネルストリップ・コンソールシミュレーター系

TMT という技術を使用した bx_console シリーズがとにかく素晴らしいです。以下に紹介するものの他にも SSL コンソールのプラグインがあります。

Brainworx bx_console Focusrite SC

Focusrite Studio Console という、世界に数台しかないらしい伝説のコンソールをエミュレートしたプラグインです。

これを使ってコンプや EQ を適用したトラックは、もちっと中音域に厚みが出て、柔らかめですが綺羅びやかさも出てきます。自然に、ジェントルに、セクシーに、とても良い音になります。

そして何故か原音以上にトラックに立体感や奥行き感が出てくるのもポイント。さすが伝説の超高級機種のエミュレートといったところでしょうか。

半端なく良いです。重要なトラックには必ず使用しています。

Brainworx bx_console N

Neve VXS というこちらも名機とされるコンソールをエミュレートしたプラグインです。

ややクセがあるものの、これを使ってコンプや EQ を適用したトラックは、パンチと存在感の強いギラッとした濃厚な音像になるのが特徴です。

万能ではなくソースは選びますが、ギターなんかは非常に良い結果を生む場合も多く、手放せません。

アンプシミュレーター系

Plugin Alliance って実はアンプシミュレーターも充実しています。Brainworx 開発のアンプシミュレーターを取り扱っており、傾向としてはリアル志向で、品質は全体的にかなり高いです。

Diezel VH4 & Herbert

ハイゲインアンプの王様?とも言えそうな Diezel の代表的な2機種のモデリングを取り扱っています。

VH4 は粒が粗めでミドルが強くゴツゴツとしたキャラクター、Herbert は逆に粒が細かめでミドルをスクープしたドンシャリよりのキャラクターです。

VH4 の方がややモデリング精度が高い気がしますがどちらも素晴らしいです。個人的には Herbert 派。

Friedman BE-100

改造マーシャル系アンプの最高峰との呼び名も高い、Friedman BE-100 のモデリングです。

プレキシマーシャルのキラキラした感じを継承しつつ、これ1台でヴィンテージからモダンハイゲインまで対応可能。

こんなものがプラグインで手に入るなんて驚きです。

Brainworx bx_rockergain100

こちらは商品名が実名ではないですが、Orange Rockerverb 100 のモデリングと思われます。

Rockerverb は個人的にも大好きなアンプなのですが、これはマジで素晴らしいです。実名じゃないからと侮ることなかれ。

らしさ、扱いやすさ、リアル感、全てが高次元で融合しています。

Ampeg SVT-3PRO

ベースアンプの定番、通称モダンアンペグ等と言われる Ampeg SVT-3PRO のモデリングです。

実機はスタジオやライブハウスに常設されていることも多く、個人的にもバンド活動で非常にお世話になっているアンプですが、イマドキはプラグインでも手に入ります。

スタジオやライブハウスに常設されているくたびれた実機よりも全然良い音がします…。

Plugin Allianceでのプラグインの購入について

Plugin Alliance の商品は単体での購入もできる他、サブスクリプションでの利用も可能です。

個人的には、かなりハードに使い込むならサブスクを、そうでないなら基本は単体購入をおすすめします。

単体の購入価格は決して安くないものが多いですが、過激なセールが頻繁に行われるのが Plugin Alliance のもう1つの顔です。

タイミングさえ見計る事ができれば、多くのプラグインは $29~ 少なくとも $100 以内では購入が可能です。

さいごに

いかがでしょうか。ここに挙げていない製品も多くありますが、品質の面でいえば基本的にハズレは殆どないです。(極稀にはありますが)

最終的には、自分の用途に合うか、使いこなせるかといった所がプラグインを選ぶポイントになってくると思います。

個人的にもなんだかんだで最も重宝しているのはアンプシミュレーターだったりしますから、本当に用途次第だと思います。

1つ言えるのは、伝説の名機的なものを含む実機で非常に高価な機材をプラグインとしてそこそこの値段で買えて使い倒すことが出来るというのは非常に価値が高いです。近年はモデリングの精度も高いので尚更です。