【最高】bx_console Focusrite SC レビュー【Plugin Alliance】【Brainworx】

こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。

Plugin Alliance で Brainworx bx_console Focusrite SC を購入しました。これ凄いですね。ということで早速紹介したいと思います。

bx_console Focusrite SC とは

Plugin Alliance で販売している Brainworx のコンソールシミュレーター、bx_console シリーズの1製品です。bx_console シリーズは、他にも Neve や SSL のコンソールシミュレーターを出しておりどれも評判が良いですね。

そんな中でも今回紹介する bx_console Focusrite SC は、Focusrite Studio Console という、世界に数台しかないらしい伝説のコンソールをエミュレートした製品で、発売当初から Twitter でも話題になっていたと記憶しています。

Focusrite Studio Console とは

エミュレート元になった Focusrite Studio Console について少し見ていきたいと思います。

1985年に Neve でお馴染みの Rupert Neve 氏によって立ち上げられた Focusrite 社ですが、5人目のビートルズと言われたプロデューサーの George Martin 氏からとある依頼があったんだそうです。そこから ISA110、ISA130 といったモジュールの開発を経て開発されたのが Focusrite Studio Console とのことです。

予算度外視で当時の Neve 氏のこだわりやノウハウを妥協せずに詰め込んだ製品だそうで、まあトンデモナイものであることは想像に難くないですね(笑)

現行の Focusrite 製品とは全く別物のようです。

10台しか製造されておらず、既に数台は解体されてしまっているような激レアコンソールです。そんなものがプラグインで手に入る時代って素晴らしいですね。

また、そんな製品ゆえ実機を触ったことがある人はかなり限られていると思いますが、製品マニュアルに色々ウンチクやエピソードが書いてあるのもありがたいですね。

厚みがありつつ綺羅びやか

bx_console Focusrite SC の音についてですが、製品紹介や前評判を見た感じでは、ふくよかでもっちりとした厚みのある音であるらしいということ。

使ってみて納得。その通りですね。

中低域がモチッとした分厚い感じになりつつ、ギラギラとした感じではなくて柔らかめの質感です。なんというか「豊かな質感」という表現がぴったりな印象です。

逆に高域はやや鋭いというかエッジィな感じがします。決して嫌な感じではなくて、中低域のふくよかさに対して上手くバランスを取っている感じという印象です。分厚さ故に籠もったりモッコリしたりする感じを綺羅びやかさで上手く相殺している感じですかね。

奥行き感がすごい

Focusrite Studio Console の特徴なのか、はたまた新しいプラグイン故なのかは分かりませんが、従来のコンソールシミュやチャンネルストリップに比べて非常に奥行きのある音をしています。

音が後ろに引っ込んでしまうとかそういう事ではなく、情報量が増える感じ。

Z軸方面のヘッドルームが広がる感じというか、音に背景が生まれる感じというか、、表現が難しいですけれども、とにかく通すと立体感のある音になります。

この点も上述した「豊かな質感」を感じさせる上でかなりプラスになっているのではないかと思いました。

意外と使いやすい

こちらが bx_console Focusrite SC の GUI になります。パッと見た感じ複雑そうですが、意外とそうでもなく、各機能がシンプルで思いの外操作もしやすかったです。同じく愛用している bx_console N よりは少なくとも使いやすいですね。

以下、簡単に使い方を。

GUI 左がコンプレッサー・ディエッサー・ゲートのセクションです。左下がそれぞれに対するサイドチェインフィルターをかけられる部分。そして中央がフィルターと EQ です。

基本はそれだけ。また、それぞれ奇をてらったようなパラメーターもなく各項目ともシンプルなのも良いですね。

チャンネルストリップあるあるのセクションの順番を変える機能も、「EQ Post」ボタンのオンオフのみ、つまり EQ セクション(中央)とダイナミクスセクション(左)のどちらを先にするかというだけでやはりシンプルです。

GUI 右側はメーター類等と、毎度お馴染み(?)bx_console シリーズ共通の質感調整系機能ですね。この機能もまた優秀なんですよね。

V-GAIN でアナログノイズの量を、THD でサチュレーションと密度を調整できます。チャンネルをずらす機能(TMT)とこれらは覚えておくと良いと思います。特に THD は、ツマミは非常に小さいもののキャラクター付けの効果は大きいです。

まとめ

もの凄いコンソールをエミュレートしていることもあり、当初は玄人向けの製品かと思ったのですが、私でもまともに使えて良さが実感できる使いやすい製品でした。

非常に魅力のある豊かな質感でミックスが出来るので買ってよかったです。

bx_console としても、ギラッと押し出し感のある N 、スムースで収まりの良い SSL 、ふくよかで厚みのある Focusrite SC と、良い感じにキャラクターが分かれていて素敵です。

bx_console Focusrite SC を購入して、DTM でデジタル臭いチープな質感になってしまう問題はこういった良質なコンソールシミュレーターを使うことで解決できるという事を改めて実感しました。あとは自分の腕次第ですね…。

これは間違いなくオススメです。定価はさすがに安くはないですが、是非セールを狙って検討してみてはいかがでしょうか。

商品情報

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