【DTM用】FRONTIER(フロンティア)のパソコンをDTM目線で紹介【BTO】
BTO パソコンショップ、フロンティア(FRONTIER)。安くて評判が良いようですが、DTM 的にはどうか?ということで、フロンティアで取り扱っているクリエイター向け PC について、DTM 用途としてのおすすめを選んでみました。
フロンティア(FRONTIER)とは
フロンティア(FRONTIER)は、受注生産のハイスペック PC を取り扱う BTO パソコンショップの一角です。1993年創業で元々独立した企業だったようですが、現在はヤマダ電機の子会社であるインバースネット株式会社が運営しています。
大手のヤマダ電機系列ということで安心感がありますが、大手系列だから割高ということもないのが助かります。
自社製や日本未発売のパーツを上手く活用して、品質を担保しつつコストパフォーマンスを下げることに成功しているみたいです。(とはいえ実際はそれだけではなく様々な企業努力の賜物でしょう。)
商品ラインナップはそこまで多くないのですが、それはあくまで品揃えが悪いということではなく、需要の高いものを厳選してラインナップしている印象です。
したがって BTO ショップの中でも商品が選びやすい方かと思いますが、とはいえ専門性の高い分野なこともありサイトを見てもイマイチわかりにくい感じもします。
ということで、DTM 向けにおすすめ出来るモデルを選んでみました。
フロンティアのおすすめパソコン
ということで早速 DTM 用途を想定したフロンティアのおすすめ BTO パソコンを紹介していきたいと思います。
エントリー:GX-B660
- CPU:Core i5
- メモリ:16GB
- グラフィック:GeForce GTX 1650
- ストレージ(メイン):512GB SSD
- ストレージ(サブ):-
- 価格:114,800円~
10万円強のエントリーモデルとしておすすめなのがこちら
最低限過不足ないスペックでコストを抑えられるラインとして良いのがこの辺りのスペックと価格帯のモデルになります。
CPU を Core i7 にカスタマイズしたり、ライブラリ等の保存用にストレージを足しても良いですね。
ミドル
執筆時点(2022年2月)ではミドルクラス的な丁度良いモデルはなさそうです。
上記のエントリークラスとして紹介している GX-B660 を Core i7 にカスタマイズして購入するのが良さそうな選択肢に思います。
ハイスペック:GB-X299
- CPU:Core i9
- メモリ:16GB
- グラフィック:GeForce GTX 1650
- ストレージ(メイン):512GB SSD
- ストレージ(サブ):1TB HDD
- 価格:185,800円~
CPU に強力な Core i9 を搭載して20万円を切るモデルとしておすすめしたいのがこちら。
Core i9 であれば、レコーディング時にレイテンシーをガンガン詰めたり、大量にプラグインを立ち上げても安心でしょう。
その他のスペックは並ですが、サブストレージ込みなのもありがたいですね。何にしても Core i9 でこの価格というのが素晴らしいです。
まとめ
いかがでしょうか。フロンティアの PC 、選択肢こそ少なめですがバランスの良い製品が揃っています。
更にフロンティア製品の特徴として良いなと思ったのが、全体的にストレージ容量に予め余裕をもたせた仕様になっていることもあって、カスタムオーダーがほぼほぼ不要であるという点です。
今回紹介した PC は、特に拘りがなければカスタムオーダーせずにそのままのスペックで購入して問題ないです。
BTO を買う時って、ストレージ容量を中心になんだかんだ細かいスペックのカスタムを入れたくなってしまうんですけれど、その辺シンプルで迷いにくいのも良いと思います。私自身もあくまで PC マニアではなく DTMer なので本当はサクッと買いたいですからね。笑
なお、フロンティアに限った話ではないですが、BTO は基本的に受注生産になるので Amazon 等のように注文してスグに届くというわけにはいかないので、その点はご注意ください。
ということで今回は以上となります。DTM 用 PC の選択肢として是非ご認識いただければと思います。