【BTO】マウスコンピューターのパソコンをDTM目線で厳選

BTO パソコン大手、マウスコンピューターのパソコンから、DTM におすすめの機種を紹介したいと思います。

マウスコンピューターとは

マウスコンピューターは、BTO パソコンの製造と販売を行っている国内のパソコンメーカーです。

本社は東京日本橋にありますが、BTO パソコン屋さんらしく?例によってショップは秋葉原を中心に展開しています。

BTO メーカーとしては珍しく、広告宣伝を大々的に行って規模の大きい展開をしている印象です。なので国内のパソコン専門店としては大手企業です。

近年だと乃木坂46のCMで有名かもしれません。ブランドカラーの元気な黄色と相まってポジティブな印象を持ちやすいですよね。

ちなみに、ディスプレイモニターでよく見かける「iiyama」もマウスコンピューターのブランドだったりします。

BTO パソコンとは

BTO とは、Build To Order の略で、受注生産・オーダーメイドといったような意味の言葉です。

BTO パソコンというと、マウスコンピューターを始めとした専門店のオリジナル商品を指す場合が多いですが、受注生産の名の通り、スペックを詳細にカスタマイズしてオーダーすることが可能です。

一般的に流通しているパソコンに比べてハイスペックなマシンを安価で購入できるのが強みで、DTM 用のパソコンとしても非常におすすめです。

こちらの記事もご参考までに。

マウスコンピューターのおすすめポイント

BTO パソコン全体的にメリットが大きいですが、特にマウスコンピューターをおすすめ出来るポイントは以下です。

  • Microsoft の OEM パートナーである
  • サポートが充実している
  • BTO としては初心者フレンドリー

大手電機メーカーや世界的なパソコンメーカーと同じくマイクロソフトの OEM 認定を受けており「メーカー」と名乗れる点は、BTO 界隈でも一線を画す存在です。

また、ショップ独自のサポートが非常に充実しており、24時間365日対応の電話やLINEでのサポートや、出張修理サービスなどを展開しています。公式サイトのサポートページもコンテンツが充実しています。

これらに由来する安心感に加え、サイトや商品ラインナップも BTO としては初心者にも分かりやすく、初めてのハイスペックパソコンを選ぶ上でも心強いと思います。

デメリットとしては、広告宣伝やサポートにコストを多くかけているためなのか、BTO パソコンとしてはやや割高です。それでも一般的なメーカーパソコンよりは大幅にコストパフォーマンスが良いですけどね。

マウスコンピューターのおすすめパソコン

ということで、マススコンピューターの BTO パソコンから、DTM 用としておすすめの機種を紹介していきたいと思います。

クリエイター向けに DAIV というブランドが展開されているので基本はそこからのセレクトになります。

※全てモニタは別売になるのでご注意ください。

エントリー:mouse DT6

  • CPU:Ryzen 5
  • メモリ:8GB
  • グラフィック:Radeon Graphics
  • ストレージ(メイン):256GB SSD
  • ストレージ(サブ):-
  • 価格:93,280円~

10万円を切る入門モデルとしてご紹介したいのがこちら。

各種スペックは最低限ですが、とにかく少しでもコストを抑えて DTM を始めたいとか、やってみたら思ったほどハードに使わないから次買う PC はスペックを落としてコスパを重視したい、などといった用途に最適かと思います。

また、これをベースに欲しい部分のスペックだけ上げてカスタマイズ注文するのもおすすめです。

ミドル:DAIV Z5

  • CPU:Core i7
  • メモリ:32GB
  • グラフィック:GeForce GTX 1650
  • ストレージ(メイン):512GB SSD
  • ストレージ(サブ):2TB HDD
  • 価格:153,780円~

10万円代後半でスペックとコストパフォーマンスのバランスに優れているのがこちら。

大容量のメモリに加え、サブストレージも2TBついてきます。20万円以上してもおかしくないスペックですね。

メモリが多いと複数のプログラムを同時に立ち上げても動作不安定になりにくいです。

ハイスペック:DAIV X5

  • CPU:Core i9
  • メモリ:32GB
  • グラフィック:GeForce GTX 1650
  • ストレージ(メイン):512GB SSD
  • ストレージ(サブ):-
  • 価格:274,780円(税抜)~

DTM 用途としてのハイスペックを求めるなら、こちらの DAIV X5 がおすすめです。

Core i9 という最強クラスのCPUに加え、メモリにもかなり余裕があるので、プラグインを同時に大量に立ち上げたり、レイテンシーを小さくしたレコーディングが可能です。

20万円オーバーで決して安い買い物ではないですが、とはいえこのスペックがこの価格で手に入るのは BTO ならではです。手を出す価値は十分にあると思います。

まとめ

マウスコンピューターから DTM 向けにおすすめの PC 紹介させて頂きました。

商品ラインナップをやたらめったら多く展開しているわけではない事もあってか、DTM に最適なモデルは、最終的に価格帯別に3つまで絞り込むことが出来ます。

どのモデルも接続周りや電源類にもそこそこ良いものを使っていたりするので、実は BTO の中でもそこまで割高感はないかも知れません。

予算に合わせて選んで頂ければ間違いないのではないかと思います。

以上、参考になれば幸いです。