【BTO】パソコンショップSEVENのおすすめPCを紹介

こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。
BTOパソコンショップ、SEVEN(セブン)について取り上げてみたいと思います。スペックとコスパに優れており DTM 用 PC の選択肢として良さそうだなということで、DTM 用途を想定したおすすめのモデルを紹介していきたいと思います。
パソコンショップSEVENとは
パソコンショップSEVEN は、受注生産のハイスペック PC を取り扱う BTO パソコンショップの一角です。
BTO といえばドスパラやマウスコンピューターなどが有名かと思いますが、それらに比べると SEVEN は少しマイナーな立ち位置のショップかも知れません。
しかし、この界隈の中でも「秋葉原のガチパソコンショップ」「隠れた名店」的な色が特に強く感じられます。
組み立て製造を敢えて秋葉原で行うことで界隈のトレンドをいち早くチェックするといった姿勢や、下述する短納期やカスタマイズの豊富さなど、何かと「ガチ感」が強いです。
ASCII に代表のインタビューが載っているので、より詳しく知りたければそちらも参考になると思います。
上記のインタビューにあった内容ですが、SEVEN の名は車の RX-7 から取ったとのことです。機械好きやマニアックな感じが伝わってきます。
パソコンショップSEVENのおすすめポイント
パソコンショップSEVEN の良さそうなポイント、特に他社 BTO に比べてアドバンテージがありそうな点をまとめると以下のような感じです。
- 受注生産の割に納期が短い(通常1~2営業日、最大5営業日)
- セールが多い(日替わり、ウィークリー等で多くの商品が対象になる)
- AMD 製 CPU 搭載品のラインナップが豊富(もちろん Intel も)
- カスタマイズの自由度がかなり高い
受注生産で1~2営業日で出荷というのは驚異的な速さではないでしょうか。
またセール対象品の多さは公式サイトを見て頂ければ分かると思います。タイミングが良ければ狙ったスペックを割安で買える可能性がありますね。
スペックのカスタマイズは項目が多すぎてビビるレベルです。マニアも唸る反面、詳しくないとよく分からないと思うので中~上級者向けの色が強いと思います。
一方で弱い点としては、実店舗での販売を行っていないことと、ノート PC の取り扱いがないことが挙げられます。ユーザーの傾向的に気にしない人が多そうな点はごっそり削ぎ落としている印象ですね。
パソコンショップSEVENのおすすめPC
ということで、パソコンショップSEVEN から DTM 用途を想定したおすすめ PC を紹介していきたいと思います。
ちなみに SEVEN のラインナップにはクリエイター向け PC という区分がないので、ハイエンドデスクトップ or ゲーミングカテゴリからの厳選になります。
SR-ar5-5460N/S7/GF
- CPU:Ryzen 5 3600
- メモリ:16GB
- グラフィック:GeForce GTX1660 Super
- ストレージ(メイン):500GB SSD
- ストレージ(サブ):-
- 価格:109,800円(税抜)~
コストパフォーマンスを重視したい場合におすすめなのがこちら。
DTM 環境を構築する上で最低限困ることのないスペックで11万円程で購入可能です。
CPU は AMD の Ryzen 5 ですが、1世代前の Core-i7 相当といわれていますのでミニマムスペックとしては十分な性能です。
サブストレージは持っていなければ追加したほうが良いです。
ZEFT R7D02
- CPU:Ryzen 7 3700X
- メモリ:16GB
- グラフィック:GeForce GTX1650 Super
- ストレージ(メイン):500GB SSD
- ストレージ(サブ):-
- 価格:114,800円(税抜)~
コストを抑えつつスペックにもこだわっていきたいなら、こちらがバランスが良さそうです。
メモリ16GBは DTM 的には普通ですが、CPU が Ryzen 7 に上がることで、レコーディング時のレイテンシーを詰められたり同時に起動できるプラグインが増えたりといった恩恵を感じられるはずです。
SR-ar7-7772H/S3/GF
- CPU:Ryzen 7 3700X
- メモリ:32GB
- グラフィック:GeForce GTX1660 Super
- ストレージ(メイン):240GB SSD
- ストレージ(サブ):1TB
- 価格:146,800円(税抜)~
15万円前後で買えるハイスペック PC がこちら。
Ryzen 7 + 32GB という強力な処理能力を誇る一方で、グラフィックボードのコストを控えめ(≠未搭載)にしているという、DTM 用途に嬉しいスペックです。
サブストレージは付いてくるもののメインストレージの容量は少なめなので、インストールする機材が多くなりそうな場合はカスタマイズで大きくしても良いかも知れません。
SR-ii7-8873F/S7/W10/LW
- CPU:Core i7-10700
- メモリ:32GB
- グラフィック:-
- ストレージ(メイン):500GB SSD
- ストレージ(サブ):2TB
- 価格:129,800円(税抜)~
こちらも15万円前後で買えるハイスペック PC といえます。
Core i7 + 32GB に加え、メインストレージ500GB + サブストレージ2TB 付きでこのお値段はなかなかの良コストパフォーマンスです。
ただしグラフィックボードが未搭載なので、出来ればカスタマイズで何かしら搭載したいところ。それで概ね15万円前後になります。
ZEFT R9K03
- CPU:Ryzen 9 3900X
- メモリ:32GB
- グラフィック:GeForce RTX2060 Super
- ストレージ(メイン):500GB SSD
- ストレージ(サブ):-
- 価格:189,800円(税抜)~
20万円前後でガチガチのスペックに固められるのがこちら。
Ryzen 9 + 32GB ともなれば CPU スペックで困ることはまずないでしょう。
グラフィックボードはまあまあ控えめにつきコストが抑えられているので、そこは控えめで大丈夫な DTM 的にコスパが良い製品です。
ZEFT G12F
- CPU:Core i9-10900K
- メモリ:32GB
- グラフィック:GeForce GTX1660 Super
- ストレージ(メイン):500GB SSD
- ストレージ(サブ):4TB
- 価格:208,800円(税抜)~
こちらも20万円(少し出てしまっていますが)程で購入できるガチガチスペック仕様です。
こちらは Intel CPU の最高峰、Core i9 (第10世代) が搭載されています。
本機種に関してはサブストレージも4TBの大容量が付いてくるので、特にカスタマイズやその後の買い足しも不要で、これだけ買えば激強マシンが手に入る点が魅力です。
まとめ
パソコンショップSEVEN の PC を紹介させて頂きました。
取扱商品が非常に多く、商品名もイマイチわかりにくいので探すのは結構大変でしたが、DTM 用途に良さそうな PC は全然ありますね。
傾向としては、高めのスペックの方が充実している印象です。
ガツッと良いものを、コスパ高めで買う。そんな使い方が合いそうだと思いました。
また、価格について、記事で紹介している価格は定価ですが、日替わりセールやウィークリーセールで値引きになる可能性もあります。そうすれば更にお得に買えるので、狙ってみても良いかも知れません。