Black Rooster Audioのおすすめプラグインまとめ

こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。

Black Rooster Audio のおすすめプラグインをピックアップして紹介していきます。各製品のレビューも書いていますので、このデベロッパーが気になっている方は是非参考にして頂ければと思います。

Black Rooster Audioとは

Black Rooster Audio

Black Rooster Audio は、ドイツ発のプラグインデベロッパーです。

ソースを忘れてしまいましたが、Brainworx の元エンジニアが立ち上げたとかなんとか。

設立は2012年、最初のプロダクトが発売になったのが2016年ですから比較的新しい部類のデベロッパーです。

傾向としてはヴィンテージや伝統的な機材のモデリングを得意としている印象で、古くから使われているミキシングの名機を高い技術力でプラグイン化しているようなプロダクトが多いです。

個人的にも好きなデベロッパーで、どの製品も純粋に音が良く高品位、そして扱いやすいため、何だかんだ選んでしまう。自分の作品でも Black Rooster Audio 製プラグインの使用率は高めです。

Black Rooster Audioのおすすめプラグイン

さてそんな Black Rooster Audio から、個人的におすすめのプラグインを挙げていきたいと思います。

Magnetite

Black Rooster Audio Magnetite

テープシミュレータープラグインです。

アナログテープを通した時の質感を再現し、デジタルトラックにアナログ由来の豊かさや倍音を加える…平たくいうと音質向上を狙うためのプラグインです。

この手のプラグインは各デベロッパーから出ていますが、そんな中でも Magnetite は特に良いです。自然にデジタルな角が取れて重心が下がります。

レビュー

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VLA-2A & VLA-3A

Black Rooster Audio VLA-2A

Black Rooster Audio VLA-3A

伝統的かつ現在も定番のミキシング用コンプレッサーである、Teletronix LA-2A および LA-3A をモデリングしたプラグインです。

両者とも光学式コンプレッサーという類のもので、LA-2A は回路に真空管を搭載して滑らかにまったり効き、LA-3A はトランジスタを搭載していてもう少し反応が早く、ミドルにパンチが出ます。

各デベロッパーからモデリングが出ていますが、VLA-2A、VLA-3A はシンプルに高品位なため買うならこれらがおすすめです。

レビュー

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Black Rooster Audio VLA-3A

VLA-FET

Black Rooster Audio VLA-FET

伝統的かつ現在も定番のミキシング用コンプレッサーである、Urei 1176 をモデリングしたプラグインです。

1176は、大体どの音源にも使われているといって過言ではない超大定番のコンプです。反応が非常に早くゴリっと効くのでロック系やガッツリ加工したい時に特に相性が良いです。

こちらも各デベロッパーからモデリングが出ていますが、VLA-FET に関しては、やや上品で優しめな1176といった感じになっています。

レビュー

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VHL-3C

Black Rooster Audio VHL-3C

フリー配布のフィルタープラグインです。

Pultec HLF-3C Filter をモデリングしていると思われます。

出来ることはパイパス / ローパスのフィルターのみと非常にシンプルですが、音楽的でおいしい感じにフィルターが掛かって素晴らしいサウンドです。

これ単体でも非常に使えますが、下記の VEQ-5, VEQ-1P と組み合わせると Pultec EQ セットを組むことが出来ます。

レビュー

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公式サイトからダウンロード出来ます。

VEQ-5 & VEQ-1P

Black Rooster Audio VEQ-5

Black Rooster Audio VEQ-1P

Pultec の代表的な EQ をモデリングしたプラグインです。

モデリング元はそれぞれ、VEQ-5 = MEQ-5 Midrange EQ、VEQ-1P = EQP-1A Program EQ ですね。

VEQ-5 はミドルレンジに特化した EQ で、VEQ-1P はハイとローを担当します。これらは単体でも使えますが、組み合わせることによって全体域に対応出来るという仕組みです。

ブーストとカットを同時に行えることで非常に特徴的かつ音楽的な音質変化が狙えるのが特徴です。

レビュー

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VPRE-73

Black Rooster Audio Vpre-73

NEVE 1073 というプリアンプをモデリングしたプリアンププラグインです。

通すことで独特の倍音やサチュレーションを加えることが出来、トラックにまとまりとパンチ感を与えることが出来ます。

DTM の楽曲制作において必ずしも必須のプラグインでこそありませんが、安価で音質向上が狙えるので持っておいて損はないです。

レビュー

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Edelweiss`72

Black Rooster Audio Edelweiss`72

エキスパンダー、EQ、コンプレッサー、リミッターが1つになったチャンネルストリッププラグインです。

公式曰く、SSL などのコンソールシミュレーターに競合する商品だよ、とのことです。

各種パラメーターは一般的ですが、モダンでハイファイな感じの味付けが強めかつ独特な雰囲気です。気に入るか気に入らないかはあなた次第。(ソース次第)

Cypress-TT15

Black Rooster Audio Cypress TT-15

フリー配布のアンプシミュレーターです。

アンプシミュレーター界では珍しい Orange Tiny Terror をモデリングしたであろう機種で、Orange っぽいジュブジュブ感や、Tiny Terror らしいミドルのモッコリ感がよく再現されています。

フリープラグインにつき小回りが効かないので扱いはやや難しいですがポテンシャルは非常に高く、使いこなせればかなり良い音を鳴らすことが出来ます。

レビュー

商品情報

公式サイトからダウンロード出来ます。

Black Rooster Audioのプラグインが認識されない時の対処法

おまけです。

以前 Black Rooster Audio のプラグインをインストールしたものの DAW にうまく認識されないことがありました。

対処方法は、 Black Rooster Audio Plugin Pack(一括インストールソフト)で、「Legacy VST Support」にチェックを入れて再インストールすることです。

キャプチャの通り、現行の仕様ではデフォルトでチェックが入っており外せなくなっていたので、特に問題は起きなそうですね。

古いバージョンを使っている方も居るかも知れないので念の為。

まとめ

いかがでしょうか。個人的 Black Rooster Audio のおすすめプラグインを紹介させて頂きました。

正直これ以外にもまだ試していないプラグインもあるのですが、ここまでイチユーザーとして Black Rooster Audio 製品を使ってきて完全にハズレ無しです。他のプラグインもきっと高品質なことでしょう。

ヴィンテージ機材のエミュレート系プラグインなどは競合も多いですが、その中で安定したクオリティを維持し続けていてユーザーとしても「間違いない選択肢」として安心して選べるので、本当に優良デベロッパーだと思います。