【ML Sound Lab】Amped Super Duper レビュー【Dover Amps】

こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。

ML Sound Lab のアンプシミュレーター、Amped Super Duper について紹介したいと思います。

Amped Super Duper とは

Amped Super Duper は、アンプシミュレーターや IR などを扱うデベロッパー、ML Sound Lab のアンプシミュレーター製品です。

ML Sound Lab がアンプシミュレーターを販売し始めたのはごく最近ですが、早速 Neural DSP や STL Tones などにタメを張れる高品質なデベロッパーと化していて凄い。

今回紹介する Amped Super Duper は、「Handcrafted Modern UK Guitar Tones」ということで、ブリティッシュ系のブティックアンプをモデリングしているようです。

といっても見た目は私が見たことのないものだったので、何をモデリングしているんだろう・・・と最初は思いました。

そこで調べたところ、「Dover Amps DA-50」というモデルが元っぽい感じです。

日本では恐らく流通していないアンプですね。スペック的には Orange の Rockerverb 系に近い系統なのではないかと思います。ブリティッシュだしね。

さて、そんなレアなアンプがプラグインで5000円ほどで入手できるわけですが、これが素晴らしく良い感じでした。

Amped Super Duper の特徴と使い方

アンプは Super と Duper の2種類が入っています。

見た目はロゴが1文字違うだけで操作項目等も同じですが、Super がクリーン~クランチ、Duper がハイゲインとなっています。

といっても Super でかなり歪ませることも出来るし、Duper でややゲインを控えめにしたセッティングも出来ます。まあ Duper の方がメタル系のエッジィで締まりの良い音ですね。

アンプの操作項目はオーソドックスで特に説明不要な感じかと思います。

Super , Duper それぞれプリセットが5種類ずつ入っているので、プリセットベースにトーンを詰めていくことも出来ます。個人的には「Duper Ambience」プリセットがお気に入り。

キャビネットはアンプのパネルの右から2番めにあるこのスイッチで設定ができます。

「CAB」を選択すると標準搭載されているキャビネットを使用します。種類は選べません。「IR」にすると自分で IR を読ませる IR Loader になります。

「OFF」はキャビなしになります。イマイチ何に使うのか分かりませんが、後段に別の IR Loader を読み込んで使いたい場合などでしょうか。

こちらはペダルボードのビューを表示した画面。

この通り、エフェクターが4つ搭載されています。1つはノイズゲートなので実質3つかもしれませんが、残りがオーバードライブ、ディレイ、リバーブですね。

それぞれクセが少なく、クリアで綺麗なかかり方をするので扱いやすいです。

機能としては以上になります。結構シンプルですね。

最近のこのようなパッケージのアンプシミュレーターには珍しく、チューナーは付いていませんでした。

Amped Super Duper の音について

白いアンプの見た目が格好良いのもポイント高いですが、音はとても良いです。

いや、ML Sound Lab のアンプシミュレーターは音が良いということは、以前に紹介したフリープラグインの Amped Roots Free を触ったときから分かっていたのですが、この Super Duper は非常に自分好みのサウンドです。

スペック的に Rockerverb 系かな?と思っていましたがやはりその読みは当たりでした。

カラッと明快でドライな方向ですが、その中にもほんの僅かな湿り気と粘り気を帯びたバランスの良いサウンド。Orange を若干 Fortin っぽく寄せたような印象というか。

ミドルをガツッと上げると格好良いです。ミドルの嫌な部分が出てこずに気持ちよく抜けてくる感じはやはりそっち系。

そして ML Sound Lab 印の高解像度サウンドで、非常にモダンでクリアです。かつ行き過ぎた感じではなく使いやすいです。

ちなみに Duper はかなりメタルよりなキャラクターになるのですが、個人的にはハイゲインも Super で作ったほうが好きです。やや芯を残すくらいのハイゲインが好きなので、そうすると Super の方が雑味があって良いですね。

また、Super のクリーンサウンドもなかなか良くて、透明感が高い中にもピッキングニュアンスで歪ませる感じが出しやすく、(個人的にそういう音は使わないものの)これは良いなと感じた次第。

まとめ

実売価格5000円程度なのですが、これはかなりコストパフォーマンスが良いのではないかと思います。

最近のモダンな高品質アンプシミュレーター界隈の中心にいるようなサウンドですが、その界隈って大体1~2万円位の製品が多いので、価格感は大幅に安いですね。

そして意外とブリティッシュモダン系は競合も少ないので美味しいポジションだと思います。Dover Amps っていうセレクトはかなり渋いですけどね。

商品の購入方法はやや特殊で、一度フリートライアル版をインストールしてから、フリートライアル版に表示されるアクセスキーを入力する必要があります。

「試して気に入ってから買ってね」という事なんだと思います。

興味がある方はまずフリートライアル版を試してみてください。

商品情報