【JST】Sub Destroyer レビュー【サブベース】【ブレイクダウン】

こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。

JST (Joey Sturgis Tones) のサブベースシンセ、Sub Destroyer を紹介します。EDM に最適なぶっといサブベースや、メタルコアのブレイクダウンで使うベースドロップが簡単に作れます。

Sub Destroyer とは

JST (Joey Sturgis Tones) 製のサブベース用シンセサイザープラグインです。

サブベースに特化して機能を絞り込んだソフトシンセですね。

EDM やベースミュージックに最適そうなゴツいサブベースをサクッと鳴らせます。

また、メタルコアやデスコアのブレイクダウンに使う「ドゥーン」というベースドロップを鳴らすことにも最適化されています。JST ってメタルコアのプロデューサーによるデベロッパーなので、恐らく本来の目的はこれだと思います(笑)

ベースドロップについては下記もご参考までに。

Sub Destoyer の特徴と使い方

用途を絞り込んで特化しているため、基本機能は非常にシンプルです。

使い方は若干特徴がありますが、一度覚えれば非常に簡単です。

GUI は下記。中央部分に共通項目があり、下部にモード切替+出力設定のタブが4つある形です。

共通項目

共通項目はローパスフィルターとアウトプットボリュームに加え、波形の種類を4種類(サイン波 / 三角波 / パルス波 / のこぎり波)から選べます。

AUTOMATE

タブについて見ていきます。まず上記画面に表示されている「AUTOMATE」から。

「AUTOMATE」は、シンプルなサブベース生成モードです。

Freqency でサブベースの基音となる周波数を決めて、Fire を押すと押している間だけその音が鳴ります。

Fire はピアノロールに打ち込めないので、オートメーションで制御する感じになります。

TRIGGER

「TRIGGER」は、ベースドロップ用のモードです。

Start Freqency で鳴り始めの周波数を、End Freqency で鳴り終わりの周波数を決め、Length でドロップ音の長さを決めます。

あとは Fire を押すと………ドゥーーーーンwwww

こちらのモードでは Fire を1回押すごとに1回鳴ります。連打して重ねることも可能です。

MIDI

「MIDI」タブでは、普通のソフトシンセのように MIDI キーボードやピアノロールに入力した音を鳴らすモードの設定です。

通常はモノフォニックシンセですが、Polyphonic をオンにするとポリフォニックモード=和音を鳴らせるようになります。

Portament は、モノフォニックシンセのスライド(音程を変えると音が繋がって移動する)の挙動を設定できます。遅くするとウネウネになって面白いです。ポリフォニックモードでは無効です。

Reset は押すと強制的に MIDI ノートをオフにすることが出来ますが、使い所がイマイチわかりません。

ちなみに高めの音を鳴らすと、結構チップチューンっぽい質感です。

OUTPUT

「OUTPUT」タブは最終的な出力設定のタブです。

といってもやるべきことはシンプルで、機能はオーバードライブとエンハンサーが搭載されているだけですね。

それぞれ enable をオンにするとエフェクトを適用できます。

Celldweller の動画がわかりやすい

Celldweller 氏による動画で一通りの使い方が紹介されています。動画で見たい方はこちらが参考になると思います。

簡単かつ強力な特化型ベースシンセ

やはりサブベースに特化しているだけのことはあって、その出音は強力です。

そして全体的にシンプルかつ、用途別に専用の UI が用意されていることもあって、もの凄く簡単に目的の音にたどり着けます。

今まで Massive 等で苦労してプリセットを探したり音を作ったりしていたのが嘘みたい。

こういう部分こそ用途特化型プラグインの強みになる点だと思います。

逆に言えば、「それだけ」ではあるのですが、「それだけ」をよく使う人にとってはあると嬉しいプラグインと言えるでしょう。

特にベースドロップ…メタルコアの「ドゥーン」は、(全盛期は過ぎましたが)シンセに詳しくないバンドマンにとっては得体の知れない音ですし、得体を知った所で作る事も容易ではないので、「ドゥーン生成マシン」という存在自体も貴重です。

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