【Solemn Tones】The Odin II レビュー【最強メタルギター音源】

こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。

Solemn Tones のモダンメタル向けギター音源、The Odin II を購入しましたので紹介します。超特化型ではありますが、ギター音源もここまで来たか…と思わされます。

The Odin II とは

↑これは紹介動画です(笑)

The Odin II は、Solemn Tones というモダンメタル特化系のデベロッパーによるギター音源です。

このデベロッパーは他にもベース音源やドラム音源を出していますが、どれもゴリゴリバキバキな Djent やモダンメタルを得意とする音源ばかり。

今回紹介する The Odin II もやはりモダンメタル系に特化したギター音源となっており、ゴリゴリのローチューニングギターを手軽に打ち込みで鳴らすことが出来る音源です。

また II ということで2世代目。私は初代の頃は存在を知らなかったのですが、調べると情報がたくさん出てきますね。

個人的に現代のメタル系ギター音源の中では Shreddage 3 と双璧を成す製品だと感じています。

The Odin II の特徴と使い方

the odin 2

本製品は、楽器系音源にありがちな Kontakt ライブラリではなく、単体の VSTi となっています。

アンプシミュレーターの内蔵はなしです。また例によって(?)チューニングはダブルドロップCまで対応となっています。グラフィックは6弦ですが。

上記はメイン画面ですが、若干厨ニ病魂をくすぐられつつ、シンプルでスッキリとした GUI になっていますね。

初回立ち上げ時にはライブラリの選択を要求されます。ダブルトラッキング済みのリフ用、リード用がそれぞれ2種類と、素の状態のライブラリが2種類です。

Disabled にすると何も読み込まれなくなります。存在意義が謎です。

打ち込みのマッピングについては「INFO」を押すと閲覧できます。

基本は SWIFT モードというものになっていて、ベロシティでサステインとブリッジミュートを切り替える仕様です。

SWIFT をオフにすると左のキースイッチが効くようになりますが、ベロシティモードだとキースイッチ類がほぼ使えないのは玉に瑕です。

「ADVANCED」を押すとこのように画面が切り替わって質感などの設定項目が現れます。

基本的な使い方はこれだけで、すぐに打ち込みに入れてシンプルです。

しかしマニュアルがないので、必ずしも弄る必要のない細かなスイッチやパラメーターについては正直よく分からないですね。。

下記の公式 Walkthrough 動画くらいしか参考になるものがないので、英語ですが頑張ってこれを見て理解を深めていくしかないです。

The Odin II のレビュー

音については、筆者個人的にギター音源で最も信頼している Shreddage に引けを取らないクオリティです。

曲調にもよりますが、ギターを打ち込みだけで曲を完成させても問題ないレベルまで近づいてきていると思います。

The Odin II のキャラクターは Shreddage よりも更に特化型で、ダークで冷たくクリアに鳴るモダンメタルの権化のような音をしています。

特に7弦、8弦領域のローチューニングの音像はかなりそれっぽい感じがしますしパワフルで良いです。タイトで低域の輪郭がしっかりしており、チャグりや Djent 系リフが非常に気持ち良いですね。

細かな質感の調製はあまり効かないですが、変なクセもなく扱いやすいし、すぐに打ち込みに入れるので制作に専念しやすいのも良き。

ただ、ちょっと特化型すぎるので、他の用途で使うと、コレジャナイ感だったり時には打ち込み臭さが露呈する場合がありますね。

公式に自称ポップパンクのデモがありますが、ポップパンクらしさは皆無で、北欧メロデスと言われたほうがしっくり来ます(笑)

一方で得意なスタイルについてはこのクオリティです。

基本的にはローチューニングでゴリゴリやったり、ユーロ系のダークでガツッとしたメタルトーンを作るのが得意な音源だと思います。

まとめ

以上、Solemn Tones The Odin II の紹介でした。

現時点で最もクオリティの高いギター音源の一つに数えられると思いますし、シンプルな操作性も概ね印象が良いです。

しかし一方で極端な特化型音源のため、ハマる用途はかなり限られてくると思います。

メタルの中でも、特にモダンでダークだったりローチューニングな音像にこだわった場合には圧倒的に強さを発揮するでしょう。逆にそれ以外だと Shreddage などの方が良い可能性が高くなりそうです。

買いかどうかの判断は用途次第でしょうね。個人的には買ってよかったと思えています。

商品情報

Solemn Tones の公式はこちら