【復活】スケートパンク風ドラム音源、Anarchy Drumsを試してみた

こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。

Ugritone (旧 It Might Get Loud Productions)のパンク系ドラム音源、Anarchy Drumsが復活しました。本記事では音源のレビューをしていきます。

はじめ

Anarchy Drums とは

Anarchy Drums は、Ugritone (旧 It Might Get Loud Production) というデベロッパーから出ているドラム音源です。

もともと有料音源→無料化→廃盤→復活(有料に戻る。今ここ)という不思議な歴史を辿ってきています。

内容としては、スケートパンクを意識したドラム音源ということで、軽快でパンキッシュな音色が収録されています。

「inspired by 90’s California Skate Punk」とのことなので、Anarchy というワードに若干の違和感を覚える部分もありますが、細かいことはまあ良いでしょう。

音について

公式の参考音源が下記になります。

自分で使ってみた印象としても、公式デモの感じそのままの音ですね。

軽快でパコパコ、荒々しくバタバタした感じです。

このデベロッパーのドラム音源は全体的に似たような傾向でバタバタした感じの音をしていますが、Anarchy Drums はパンク系音源ということで特に軽めの質感で軽快さが際立っています。

収録キットは1種類ですが、音はもうこれだけ!という感じで、キャラクターがハッキリしていますね。

プラグイン内で音作りする項目とかも特にないです。

外部のプラグインを使って音を変えるにしても結構難しいかなという質感です。あくまでキャラクターを活かす方向で使うのが良さそうですね。

アタック感はかなりシャキッとしていて、一方でバスドラムの量感はあまりないです。スネアに関しても軽め。あくまで軽快さがウリ。

金物の質感は表情をつけていくのがちょっと難しい印象です。

ピースが多めでショット毎に MIDI マッピングも分かれているので、この辺を駆使して結構緻密に作り込んでいく感じになります。ベロシティをちょちょっと調整してお手軽に、という感じにはいかなかったです。

全体的に、モダンというよりはオールドスクールな音。で、それをパキッとさせた感じ。モダンな音像のものが多い DTM 界隈では珍しい質感です。

なのでモダンな音像だらけの DTM 環境の中で普通に使おうとするとオケから浮きやすいという側面はありますね。

活かすなら敢えてオールドスクールだったり90’sアンダーグラウンド的な質感を狙いに行くと良さそうです。スタジオ1発録りしたバンドのデモみたいな雰囲気にも良さそうです。

操作性について

ミキサー画面でバランスの調整と、ルーティング設定画面で MIDI とトラックの設定が出来ます。

ルーティングは細かく設定できますが、最大トラック数が16なのでパーツが足りない。笑

Anarchy Drumsのミキサー画面

ミキサー画面。

Anarchy Drumsのルーティング画面

ルーティング画面。

ルーティングは細かく設定せずに使えるお手軽モードもありますが、音作りを追い込む音源ではないと思うのでそれで十分かも知れません。

まとめ

スケートパンクと謳っている通り、パンキッシュで軽快なドラムを鳴らすことのできる音源だと思いました。速いビートとかノリの良いビートはとても気持ちが良いです。

ただし、出来ることはシンプルにそれだけという感じなので、使い所は限られてくるとは思います。

個人的には結構気に入ったので時々使っていきたいですね。

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おまけ:Anarchy Drums を使用した音源

こちらの楽曲で Anarchy Drums を使用しました。参考までに視聴頂けると嬉しいです。