シリコン耳栓「Macks Pillow」が非常におすすめ【売ってる場所は?】

ライブやスタジオで耳を守るため、モニタリング力を上げるため、バンドマンにとって耳栓は有意義なアイテムです。今回はシリコン粘土型耳栓の Macks Pillow が良い感じだったので紹介します。

ということで今回紹介するのは、Mack’s Pillow のシリコン耳栓です。

シリコン耳栓とは

シリコン粘土耳栓

はじめに、シリコンタイプの耳栓とは一体何でしょうか。

写真のものがそれなのですが、今回買った Mack’s Pillow は、シリコン製の白い塊といった感じの耳栓です。シリコン耳栓というとこの Mack’s Pillow が主流な商品と思われます。

粘土状になっていて、こねて耳に詰める感じの使い方をするのが特徴です。

シリコン耳栓を売っている場所

Mack’s Pillow をはじめとしたシリコン耳栓は、実店舗であまり売っている所を見かけません。

私自身も、街のドラッグストアなどで売っているところを見たことがないです。

なので、主な入手方法はインターネットになります。Amazon や楽天では手軽に購入できますし、お値段もリーズナブルです。

シリコン耳栓は使い勝手が良い

シリコン耳栓は、粘土状のものをこねて使う特性上、耳の形状を問わず、誰にでもフィットするのがポイントです。

こね具体で耳への詰め方を調整して、音の遮断具合をコントロールすることも出来たりと、利便性が非常に高いのも素晴らしいですね。

無理に耳穴に詰めなくても、耳穴の入り口を塞ぐように装着することも出来て、私のような耳垢が湿っているタイプの人間でもそこまで不快感なく付けられます。

音の聴こえ方ですが、しっかりと耳に詰めれば遮音性能は高いですし、弱めに詰めれば会話や必要な音が聞き取れる程度にしつつ余計なノイズをシャットダウンするということも出来ます。

まとめると以下の2点が推しポイントという感じです。

  • 耳の形状を問わず、誰にでもフィットする
  • 詰め方で聴こえ方をコントール出来る

私はドラッグストアなどで入手できる市販の耳栓が殆ど耳に合うものがなく、大体のものがフィットせずに取れてしまうので、そんな私にもフィットする Mack’s Pillow はもはや手放せなくなっています。

ちなみに、海外製品なためかサイズ感はやや大きめなので、私は片耳分を2個に分離して使っています。粘土状なので分離合体が可能です。

シリコン耳栓のデメリットは入手性と衛生面

先にも書いたように、このタイプの耳栓は実店舗であまり売っている店がなく、ネットを駆使しないと入手性が良くないです。

まあ、ネットが使えれば何も問題はないですが、良い製品だけにリアルでの流通が少ないのは謎ですね。

それから、衛生面が少し気になる点ではあります。

一応洗って使えるのですが、とはいえこねて使う粘土タイプの特性上、ゴミが混入してしまうとなかなか取れないです。

もちろん耳垢もね…。

お手入れ方法については下記記事にて。

まとめ

シリコン耳栓 Mack’s Pillow について紹介させて頂きました。

若干気になる点もありつつも、結論としては非常に気に入りまして、手放せないものとなりました。

私の場合は合う耳栓がなかなか無かったので、もはやこれでないと無理…という感じですね。

また、これを使うようになって、バンドで耳栓を使うことの素晴らしさを身に沁みて知ってしまった次第。ライブの日でも圧倒的に耳が楽でクリアです。

商品情報

2個セットと6個セットの商品が主に流通しています。使用頻度が多い人は6個セットがおすすめです。

私自身も最初は2個セットを買ったものの、以降は6個セットをリピートしています。

音楽好きに耳栓が必要な理由

おまけです。

バンドマンやバンドファン、ひいては音楽に関わりのある人は活動をするにあたって耳栓を持っておいた方が良い、その理由をご説明しておきます。

耳の保護のため

ライブハウスやスタジオの爆音って最高に気持ち良いですよね。

しかし耳にはあまり良くありません。

音が耳に刺さるような、脳が揺れるような、そんな瞬間を経験したことはないでしょうか?

それって確実に耳にダメージがいっています。

よく、ミュージシャンがかかる病気として、「突発性難聴」というものがありますが、こういった耳へのダメージが蓄積されて発症のリスクが上がっていくわけです。

耳栓をして、耳を保護するのは大変有意義です。

ライブやフェスによく行くファンの方に関しても然り。

モニタリング力の向上

耳栓をしても、バンドの爆音が無音になることはありません。ある程度聴こえます。

ある程度というか、むしろ必要な音が良く聴こえるようになったりします。

耳栓をすることによって、高音成分のノイジーな部分を中心に、余計な音が遮断されます。

結果的に、ベースやドラムのパーカッション成分など、曲の輪郭を捉える際に重要な部分が聴き取りやすくなるんです。

モニタリングの質を上げてプレイングの質を上げるため、ライブやリハで敢えて耳栓をするというのも選択肢としては大アリです。

ただし聴こえ方は変わるので音作りは別途行う感じにはなりますが。

耳がバカになるのを防ぐ

上記2点と繋がる部分でもありますが、耳栓の使用によって爆音で耳がイカレるのを防ぐことが出来ます。

ライブ帰りの時って耳鳴りがしたり、いつも聴いている音楽が変な聴こえ方をしたりしますよね?

これは耳がイカレている状態です。しばらく時間を置かないと全ての音が正しく聴こえなくなります。

長時間のライブイベントで自分の出順が遅いときなど、この状態でライブをしなければいけないのでどうしてもクオリティが下がりがちになります。

耳栓をして耳を保護していれば、これを結構防げるので、いつでも耳をフレッシュで健康な状態に保つことが出来ます。