BIAS MINI に入れたプリセットが音痩せするのを防ぐ方法

BIAS MINI Bass を購入して喜んで使っていたのですが、プリセットをインストールすると作った音となんか違う!音が細い!小さい!という現象が発生して困っていました。が、結論を言うと解決方法はシンプルでした。

BIAS MINI にインストールするとプリセットの音が変わった

BIAS AMP で自作したプリセットを BIAS MINI にインストールして、LINE OUT でオーディオインターフェースに繋ぐ方法で使用していました。(既にホコリが…

この方法であれば、他にプラグインなどを使わなければ、DAW 内で BIAS AMP を立ち上げて使用している時と同じ音が出るはずです。

(※敢えてこのように使うメリットとしては、レイテンシーや信号の通る順番などが挙げられます。)

しかし、何故かそうはいかず、同じ音が出なかった。。

BIAS MINI にインストールしたお気に入りのプリセットは、なんか聴いたことのない全然違う音になってしまっていました。。

その後調べた感じ、SPEAKER OUT でキャビから出力する際も同様の現象が起きていると思われる感じでした。

音痩せ!?細くて使えない件

なんか聴いたことのない全然違う音。

どんな音かというと、まるで出がらしのお茶みたいな、芯が抜けたような感じの痩せた細い音がしました。

ミドルを中心に根幹の部分が持っていかれるような、、これは使えないぞ、という音ですね。

ギターのプリセットでは殆ど気にならなかったのですが、ベースのプリセットだと顕著でした。特に Tone Stack に Bass British を選択していたものは出がらし3回目くらいな感じのスッカスカで酷かったです。

俺の耳が壊れたのか!?と思って、ソフトウェアの BIAS AMP で鳴らしてみたら、ソフト側は問題なし。

これは、BIAS MINI 購入は失敗だったのか!?はたまたハードが不良品か!?と焦りが出始めますが、、試行錯誤の上、なんとも単純な解決方法を見つけたのでした。

NOISE GATE が悪さをしていた

解決方法はこちらです。

サムネイルでも答えが出ていますが、犯人は BIAS AMP 標準搭載のノイズゲートでした。先日したツイートがこちら。

あーやっぱり。
Bias Mini にプリセットをインストールする際、Noise GateをOFFにしておかないと音が変わりますね。凄い細くなります。。しっくり来ず困ってたのは一旦これで解決。。

BIAS MINI にプリセットをインストールする際に、ノイズゲートをオフにしておかないと、ベースで音痩せが発生するということでした。

今まで結構キツめにノイズゲートを入れていたので、それでガッツリと音痩せしていたんですね。。

ノイズゲートをオフにしてプリセットをインストールし直したら、見事に復活。作ったプリセットの音がちゃんと BIAS MINI から鳴らせるようになりました。

ノイズゲートは別の機材で対応しよう

BIAS AMP のノイズゲート機能を使用しないことによって、当然アンプからのノイズの量は増えます。

SPEAKER OUT でキャビからバンド生音の音量を出すときなんか、GAIN を高めにしたり、歪み系のプリを噛ませていたりするとかなりノイジーになります。他のアンプよりもうるさいかも。

ただもう、こればかりは仕方がないので、ノイズゲートに関しては別の機材で対応するしかないです。

DECIMATOR をポチりましょう。ストンプ系最強と言われていますが、お値段も現実的ですしこれが良いと思います。

DAW 内でゲートを掛けるという選択肢もありますが、挿す順番的に足元のほうが自然ですし、実機使用を考慮してもやはり足元が良いかなと思います。

まとめ

というわけで、特にベーシストは BIAS MINI にプリセットをインストールする際、BIAS AMP のノイズゲートをオフにすることを推奨します。

インストールしたら音痩せすると感じたら、まず BIAS AMP のノイズゲートを疑ってみてください。

で、別のノイズゲートを用意するのはちょっと面倒ですが、、まあ仕方ないですね。ソフトウェア側だと思うので今後のアップデートに期待したいです。

しかし改めて BIAS MINI & BIAS AMP ですが、無限に使い込めるので本当に面白い機材ですね。持ち運びも楽だし。

1つ知識が増えたので引き続き使い倒していきたいと思います。

以上、参考になれば幸いです。

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