くすぶっているバンドマンこそDTMをやろう
バンド活動がうまく行かずにもやもやしているバンドマンは、もしかしたら DTM に転向すると幸せになれるかも知れません。バンド活動と DTM 活動を並行して行っている私の経験をもとに、その理由をご紹介していきます。
バンド活動で好きな音楽を思い切り出来るとは限らない
他に記事にも何度となく書いていますが、バンドって基本的にチームプレーです。
他人が5人前後集まって、それぞれの好きなことのために1つのことをやるんです。
その中で自分のやりたいことを 100% やり通すのは不可能でしょう。
皆やりたいことも微妙に違うだろうし、プライベートや就いている仕事も違うでしょうから、まあ無理ですよね。
意見が衝突したり予定が合わなかったりして先に進まないというのもバンドあるあるです。
まあとにかく、やりたいスタイルが詳細かつ明確にあるのであれば、バンドマンであっても必ずしもバンド活動が向いているとは限りません。
ずっと続けられるとも限らない
それぞれ違う生活や価値観で人生を歩んでいる人達の集まりなので、やっていく中でもどこかで折り合いが付かなくなってくる事だって、どうしてもあります。
バンド活動の魅力は別にある
チームプレイの難しさの話をしましたが、それ自体の面白さも勿論ありますよね。
皆で協力してひつのこと・ものを作り上げるというのは、噛み合うととても楽しく充実感があります。
また、活動を通して普段の生活ではなかなか出会えないような同志・仲間たちに出会えます。
ライブやって酒のんで内外の仲間と騒いで…こういうのが楽しくてやるならバンドは最高です。
逆に言うと、音楽そのものよりもそっちのほうが大事だったりするのかな、というところではありますね。
音楽に向き合いたければ自分のプロジェクトを持とう
やりたい音楽をやるためには、自分主導のプロジェクトを持つことで実現できる可能性があります。
もちろん自分のバンドを立ち上げるでもOKです。
しかしバンドの場合、上述したような事情は避けられないので、やはりやりたいこと 100% 実現にはならないかな、というのが正直なところです。
完全に音楽にフォーカスした上で、やりたい事を実現するのであれば、自己完結できる方が良いんですね。
そこで DTM です。
DTMで実現出来ます
そこで DTM です。DTMer になることをおすすめします。笑
DTMであれば、音楽に関して自分で 0 から 100 まで出来て自己完結できるので、やりたいことを思う存分やることが出来ます。
音楽にガチで向き合うことが出来るのは、DTM だと思います。
私も自分自身がこの活動をやっている最大の理由はここにあります。
それはそれ、これはこれでバンドと並行してやっている理由も然り。
DTMの始め方
とはいったものの、DTM を始めるのにはどうすれば良いのでしょうか。
その答えはこちらの記事に書いています。完全にバンドマンに向けて書いていますので参考にして頂ければと思います。
ただし、スキルは必要
DTM によって自分で全部出来るのは紛れもない事実ですが、それを実現するためには色々なスキルが必要になります。
例えばパッと思いつくだけでもこれくらいあります。
- 作曲
- アレンジ
- ミキシング
- マスタリング
- (楽器の演奏)
- (宣伝・マネタイズ)
好きなことであれば習得は難しくないとは思いますが、最初はちょっと大変かもしれませんね。
どうすればいいのか
とにかく試行錯誤しながら沢山触れることだと思います。やっていくうちに見えてくるものって沢山あります。
やりながら、書籍やインターネットの情報を頼りながら研究していけば、大抵のことは(少なくとも中級レベルくらいまでは)習得できます。
私のブログにも参考にな知ろうな記事を書いていますので良かったら見てみてください。
お金がかかるのでは?
確かに、1つの楽器をやるよりも購入する機材の種類が増えますので機材費はかかるかもしれません。
けど、バンド活動にしても、毎回のスタジオ代やライブのノルマ、ツアーなどの移動費や飲み代などなど…意外とお金飛んでいませんか?
もしかしたら、どっちもどっちと言えるかも知れませんが、ここで両方やっている私から一言。
DTM は、一度機材を揃えてしまえば以降は大幅な出費はしなくても活動可能です。
バンドは活動をする限り継続的にお金が飛んでいきますので、もしかしたら DTM の方がコスパ良く活動できる可能性すらありますよ。
実際に執筆現在の私の音楽活動費も、バンドによるものが殆どです。
まとめ
ということで、バンド活動がうまくいっていなかったりしっくり来ていないけど、音楽活動に思い切り向き合いたい、というバンドマンは是非 DTM をやってみてはいかがでしょうか。
また、既に DTM を始めているけどこの活動で良いのかと悩んでいる方も、メリットを再認識してモチベーションを上げていただけたら嬉しいです。
もちろんバンドが楽しいなら引き続き全力で楽しんで欲しいです。
音楽は、素晴らしいものです。自分にあった活動スタイルで思いっきり楽しみましょう!