バンドロゴの作り方を素人なりに考えてみる

バンドを結成したら、オリジナルのバンドロゴが欲しいですよね。ではどうやって作るかのアイディアを考えてみたいと思います。自分で無料で作ることも出来ますよ。

サムネイルのロゴはかつて私が自分で作ったものですが、当時は Photoshop も使えずに苦労しましたが意外と何とかなりました。

バンドロゴって大事だと思う

バンドを象徴するロゴってやっぱり大事だと思うんです。

デザインの良し悪し云々という部分もあると思いますが、何よりも自分たちがどういうバンドか、何者であるかということをロゴで示すことが出来るからです。

音楽って、純粋な音だけではなくて、それこそロゴだったりアートワークだったりメンバーのファッションだったりのような周辺物のイメージも印象に関わってきます。表現の一環として是非自分たちのバンドのイメージに合ったロゴを作りたいですよね。

それに、SNS や公式サイト、はたまた作品のジャケットや物販用のグッズを作る際にもロゴって必要になってきますしね。逆にロゴさえあれば、ロゴをTシャツなどに印刷してしまえばそれだけでもグッズになるわけです。

ということで、どうやってロゴを作るかを考えていきたいと思います。

デザインフォントを使う

当記事のサムネイルになっている私がかつて作ったロゴはこのパターンです。

PCやスマホで使えるフォントデータというものがあります。例えば当サイトでは「游ゴシック」というフォントで文字を表示させています。

このフォントデータの中にはデザイン性の高いものもあったりして、そういうフォントを使って文字を出力して、バランスを調整して並べるなどすることでバンドロゴとして使えるものが出来る場合があります。

フリーで使えるデザインフォントなども探すと結構ありますよ。特に英字だと海外のフォント配布サイトを探すと結構豊富に出てきます。

例えば DaFont というサイトがあります。

日本語だとデザインフォントの選択肢は多くないですが、それでも探せばあるのでイメージに合うフォントを探してみると良いと思います。

ただ、フリーのデザインフォントをただ当てるだけだと分かる人には分かっちゃいますけどね。

イメージを添える

ロゴの定義って、文字だけではなくてアイコンやイメージと組み合わさっていたりするものもロゴという扱いになります。

例えばレッチリのロゴってこんな感じですよね。

このようにイメージを組み合わせることで文字はシンプルでも意外とそれっぽくなるかも知れません。もちろんデザインフォントと組み合わせてもOKです。

ではこのようなロゴに挿せそうなイメージをどうやって用意するのかというと、自分で描ければ良いですが、必ずしもそうはいかないですよね。

しかし、Freepik や PIXTA などのようなベクター素材を配布・販売しているサイトを利用してみれば、使えそうなものを見つけることが出来るかも知れません。

ツールを使う

検索すると「ロゴ作成ツール」のようなサービスがちらほら出てきます。

オンライン上で出来るものやスマホアプリなど色々ありますが、こういうサービスを利用して作ってしまうというのも手です。

成果物はツールの仕様に依存するため必ずしもイメージに合うものが作れるとは限りませんが、もしイメージに合うものが作れそうであればこのようなツールを使ってサクッと作れてしまいます。

ココナラなどで依頼する

アイディアやイメージはあるんだけれども、それを形にするための技術や編集ソフトを持っていない…。

そんな場合は、ココナラなどのクラウドソーシングサービスで、出来る人に依頼をして作ってもらうという手があります。

もちろん依頼料がかかりますが、業者に依頼するよりは個人に依頼した方がコストパフォーマンスは良くなりやすいです。

イメージをきちんと伝えられなければ望んだものにはならないと思いますが、プロや知見のある人に任せてしまうというのはクオリティを担保する上では非常に有効な手段です。

ジャンル感が大事

ロゴをデザインする上でのコツですが、ジャンル感を意識することが大切だと思います。

音楽ジャンルによってロゴの傾向ってありますよね。例えばデスメタルやブラックメタルバンドのロゴは解読不可能なほどトゲトゲにしたりとか。

例えば↓これは難読ロゴリストで時々見かける Darkthrone というブラックメタルバンドのロゴです。このジャンルではこのようなデザイン傾向が多いです。

このロゴ、難読バンドロゴの例に挙げられていたりするのですが、文字自体は読み難くても、デザイン性でスタイルが一発で分かる非常に良い例だと思います。

…とまあそんな感じで、自分のバンドの音楽ジャンルと同じ又は近いバンドのロゴをたくさん見て、デザインの傾向を掴み、その傾向を取り入れることでよりそれっぽいロゴが作れると思います。

デザインセンスの問題はあるかも知れませんが…とにかく傾向を掴んで真似することえ出来てしまえば、最悪良し悪しはともかくとしても少なくとも「それっぽい」ものは出来るはずです。イメージを伝えてプロに依頼するのも良しです。

まとめ

いかがでしょうか。バンドロゴ作りって結成当初に意外と悩むんですよね。

メンバーの中に絵が描けたり知見や Photoshop 等のソフトを持っている人が居ると非常に心強いのですが、そもそも音楽をやるために集まっているので、誰も出来なくても仕方無いですし、むしろ出来なくて当然でしょう。

ですが、今回紹介したように、ちょっと要領を掴んでしまえば意外と自分で作成することは可能ですので、是非試してみて頂けたらと思います。

また、配布されている素材やフォントを使用する際は権利関係を確認した上での使用をお願いします。