DTMブログに求めたいものは「個人のレビュー」

皆様、検索エンジンを利用して「ググる」時って、何を目的に利用しますか?ウエイトの大きい利用方法の1つとして「レビュー」があったりしませんか?今回は私見で自分ならこれを求めているという事を書きます。

私の場合「購入を検討している商品についてのレビューが見たい」という目的で利用することが多いです。

DTM 分野においては、まさにそんな需要を満たしてくれるのが個人の DTM ブログだと思うんですよ。そしてそこに存在意義を見出したいという。

DTMブログの存在意義

私自身も DTM ブログを執筆している人間の一人ですが・・・

DTM ブログを書く人はどんな目的で書いていますか?

DTM ブログを見る人はどんな目的で閲覧していますか?

人それぞれだとは思いますが、私は書く側としても見る側としても、著者が買ったものや愛用している機材などの紹介記事・レビュー記事がとても好きです。

機材のレビューや使い方に関する記事を書きたくて DTM ブログをやっているし、同様にそういう記事を見たくて DTM ブログ界隈を巡回しています。

プロのちゃんとしたコメントじゃなくても良いんです。プロアマ初心者上級者問わず、実際に使った人の声が聞きたい。私はね。

でも私だけでなく、そういう方いらっしゃいませんか?

ちなみに音楽を聴きながらテキストを見るのが好きなので動画ではなく、ブログが好きです。もちろん動画も見ますけども。

個人のレビューのありがたみ

これは私が記事を読む側、つまりいちユーザーとしての意見になりますが、

買おうか迷っているもの、ちょっと気になっていてもう少し詳しく知りたいもの、特定の分野で機材の選択肢を広げたいもの・・・こういった機材がある時って私は必ずググります。

ググって出てくる公式の謳い文句や大きめのメディアの特集記事…も良いのですが、やっぱり本質的に見たいのって個人による生の声なんです。

自分が実際に使用するときと近い状況で、自分に近い目線で、自由に書いてくれる生の声。これがリアルだし実際役に立つ情報だと思うんです。

もちろんアフィリエイト案件なんかもありますけど、そもそも DTM 分野ってアフィリエイトでゴリゴリに金が稼げる分野ではないこともあってか、あまり気にせずにリアルな声が聞ける印象です。当サイトの記事も、アフィリエイトリンクを設置していてもいなくても基本的に記事の質は変わらないです。

DTM ブログ界隈って、ひと昔前まではそういうリアルな声に溢れていた素敵な世界だったと思うんです。

だがしかし下述。

Googleのアップデートで個人が締め出された

検索エンジンのシェアの殆どを占めるのが Google です。

Google は検索結果の順位を決定するアルゴリズムの変更を繰り返し行っていますが、近年(特に2020年以降)は個人のサイトが表示されにくくなりました。※私のブログもアクセスが激減しました

今となっては、商品をググるとよくわからないものも含めて EC サイトばかりが延々と検索結果に表示されるように。

買うか決める前にレビューが見たいのですが…。

 大手はともかく、詐欺まがいの怪しいECサイトの検索結果とか、一体誰の役に立つのでしょうか…?

これからの DTM ブログの話

このような事情から、個人レビューが以前よりも見難くなってしまいました。

発信者としてもモチベーションがガツンと下がることでしょう、最近は頻繁に更新されているブログも非常に少ないですよね。

ですが、それでもやっぱり今後も DTM ブログのレビュー記事を見たいんですよ。

優秀な発信者の方は Youtube に移行してますが、個人的には未だに WEB サイトの活字で見たいんです。

映像や音声がないことは必ずしもハンデではなく、想像力を掻き立てる余地がある。そこにも1つ面白さがあると思うんですよね。レビュワーの文章を読みながら自分の音楽にどう使っていくかを考える時間が楽しいとも言えます。動画よりもそこを考える余地が活字にはあると思います。

というか動画で見ても結局は自分で、自分の環境で使ってみないとわからないですしね。

だから、生き残れるブログは生き残って欲しい。今後も発信を続けて欲しいなと思います。

さいごに

なにかの弾みでこのろくでもない記事を見に来てくれた方へ。

自分で DTM ブログを運営し発信をされている方は、引き続き DTM ブログを続けていって欲しい、好きな機材のレビューを書き続けて欲しいと思います。

閲覧者の方は、是非、気に入った記事を SNS でシェアするなどして、DTM ブログを応援して欲しいと思います。

ネットの活動が多くなる DTM だからこそ、ブログ界隈が盛り上がればより楽しい世界になると思います。

私も引き続きレビューを書いていきたいと思います。DTM ブログの価値は生の声にあると信じつつ、少しでも DTM ブログ界が盛り上がることを祈って。