iZotope RX 7 Elements レビュー【ノイズ除去】【Elements最高峰】

こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。

iZotope が誇るノイズ除去・オーディオリペアツールの RX 7 Elements について紹介したいと思います。Elements だからと思って侮ることなかれ。こいつは優秀ですよ。

iZotope RX 7 Elements とは

RX 7 Elements は、iZotope 社が展開しているノイズ除去・オーディオリペアツールです。

ノイズ除去・オーディオリペアツール RX シリーズの7代目 RX 7 、その廉価バージョンが RX 7 Elements になります。

Elements という廉価バージョンは iZotope の他の製品にも見られるラインナップですが、RX の Elements に関してはかねてより Elements 系最強と言われることもあるほど評判が良いです。

廉価バージョンとはいえ侮れない存在です。筆者自身も先代からお世話になっているツールです。

正式名称というか正式表記は「RX 7」、つまり数字の前にスペースが入ります。RX-7 とハイフンを入れると頭文字Dのアレになります。笑

iZotope RX 7 Elements の機能

RX 7 Elements では何が出来るのでしょうか?

RX 7 Elements に搭載されている機能は以下の4種類になります。スタンドアロンもありますが、VST で使用する場合は機能ごとに個別のプラグインになっています。

  • De-click
  • De-clip
  • De-hum
  • Voice De-noise

上位グレードにはもっと沢山いろいろな機能が入っているところ、4種類というのは少なく見えるかも知れませんが、特によく使われる機能を厳選している印象ですね。

一つ一つを見ていきたいと思います。

De-click

クリックノイズ除去ツール。

デジタルエラーや品質劣化によるプチプチとしたノイズや、一瞬の短いインパルスで発生するようなノイズの除去が出来ます。

一般的にノイズ除去と聞いてイメージするのはこれだと思います。

私もほぼこれしか使わないですが、大変お世話になっています。

De-clip

クリップ除去ツール。

A/Dコンバーターへの入力過多や磁気テープのサチュレーションなどでクリッピングしてしまったサウンドを修復できるツールです。

Elements に入ってはいるものの、やや上級者向けのツールと言えるかも知れません。

※そもそもクリッピングしているかどうかの判断が素人には付きにくかったり、リミッターなどでクリップしないようにしてしまうことが多いため。

De-hum

ハムノイズ除去ツール。

オーディオファイルに混入した低周波数のバズやハムノイズを除去することが出来ます。

これは電気が然るべき形でグラウンドに落ちていない状況で発生するノイズです。よく聴くと「ビー」とか「ジー」などと鳴っているやつですね。

ハムノイズのベースとなる 50hz または60hz を基準に、更にそれらのハーモニクスの除去も可能になっています。

Voice De-noise

声音ノイズ除去ツール。

…って何?って感じですが、要は音声データのバックグラウンドに入っているノイズを除去するツールです。

声を収録した際にエアコンの作動音が入ってしまった場合などに、それらを除去することが出来ます。

ゼロレイテンシー化されていることもあり、リアルタイムの配信などに最適です。DTM よりそういう用途の方が使う機会が多いかも知れません。

Elements で十分だと思う

RX には今回紹介している Elements の他、上位グレードに Standard と Advanced が存在します。

この中で Advanced は完全にプロ向けというか、ポストプロダクションに携わる音響エンジニア向けの製品ですので、DTMer が手を出すべきものではありません。

趣味やアマチュアの DTMer であれば、基本は Elements で十分、ノイズ除去にこだわりたければ Standard という選択肢になると思います。

De-click をとにかく使う

Elements で十分だという理由です。

先にも書いた通り私自身も殆どこれしか使わないのですが、使用頻度が圧倒的に多いのがプチノイズの除去に使う「De-click」になると思います。

この De-click はメチャクチャ使えます。

精度も良いし、使い方も簡単です。

使い方は基本的にプリセットベースで、あとは聞きながらパラメーターを微調整していけば良いだけです。パラメーターも多くないので迷うこともないですね。

強くかけすぎるとさすがに音痩せしますが、ちゃんと設定できれば原音に殆ど影響を与えることなく不快なプチノイズを取り除いてくれます。

プチノイズって PC のスペック不足などで割と頻繁に発生するので、この機能のためだけにノイズ除去ツールが必要になってくるような場合もあると思います。

この De-click が Elements に入っているので、基本は Elements を買っておけばかなり活躍してくれるのではないかと思います。

まとめ

うーん、この手のツールはレビューが難しいですね…。音響に関する知見や語彙力がもっと必要だと痛感しました…。

しかし、RX 7 Elements で何が出来るのかという点、そして De-click が使えるという部分はお伝えすることが出来たのではないかと思います。

Elements 最強と言われる理由も De-click の存在が大きいのかなと思います。また配信者にとっては Voice De-noise も超有用そうです。

さて、必ずしも十分な環境構築が出来るとも限らない宅録 DTMer の方にとっては、このようなノイズ除去ツールが1つあると非常に心強いと思います。

基本 Elements で十分だし、Elements ならお値段も安いので、買っておいて損はないと思います。

商品情報

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詳しくは下記記事を参照ください。この機会に是非貰ってしまいましょう。