【ギター】ドロップチューニングで鳴らせるコード7選

こんにちは。Lostmortal@DTMブログ (@lostmortalmusic) です。

パワーコードを指1本で押さえられるドロップチューニングですが、今回はパワーコード以外に押さえられるコードパターンをいくつか紹介したいと思います。

ドロップチューニングとは

ドロップチューニングとは、主にエレキギターで用いられる変則チューニングの一種で、一番低い弦を1音下げるチューニングです。

例えば、6弦ギターのレギュラーチューニングを基準としてドロップチューニングを行うと、6弦開放弦が1音下げてDになるため、これがドロップDチューニングになります。

同様にドロップCでは、1~5弦を1音下げて6弦を2音下げます。7弦ギターでは7弦のみを1音下げればドロップAになりますね。

ドロップチューニング最大のメリットは、一番低い弦を使うパワーコードが指1本で押さえられるようになることです。

▼通常

▼ドロップチューニング

これによって主にヘヴィリフが非常に弾きやすく、作りやすくなるんです。このためメタルやハードコア系の曲ではドロップチューニングが採用されているケースが多いです。

ただし変則チューニングのため、通常のコードを押さえることが難しくなるというデメリットが生まれます。(一番低い弦を使わないコードは普通に押さえられます)

しかし、同時にドロップチューニングを活かした押さえ方、ドロップチューニングならではのコードというものも生まれてきます。

今回はそんなコードを紹介したいと思います。私が独学で見つけたものにはなりますが、参考になれば幸いです。

ドロップチューニングで押さえられるコード

ということで紹介していきます。図では5フレットをルートとしていますが、平行移動して使えます。

add9

ルートに対して1オクターブ+1音上の音(=9th)を重ねるコードを add9 といいます。

この押さえ方では、ドロップチューニングのパワーコードに9thを足してやる形になるのですが、叙情っぽい ”エモい(2000年代的な使い方)” 感じの響きになります。

個人的にもよく使ってます。

△7 (その1)

ルートの1オクターブ上から半音下を押さえるメジャーセブンでは、このような押さえ方になります。

パワーコードに △7 要素が乗っただけのシンプルなボイシングになりますが、濁りやすいのでむしろこれが吉。

ちょっと切ない感じ、おセンチな感じの響きになります。

△7 (その2 ※6弦限定)

メジャーセブンその2。こちらの方がドロップチューニングならでは感が強いです。

画像の形で2弦の部分が △7 要素になります。上記「その1」よりも △7 要素がオクターブ高いボイシングになるので、よりキラキラした感じが出ます。

なお7弦、8弦でやるとルートの2オクターブ上が重なる形になり、特にコード感は得られないです。

7 (6弦) / △7 (多弦)

上記の「△7その2」から、△7 要素を半音下げると通常の 7th になります。

7弦、8弦ではオクターブ上から半音下がって △7 になります。

マイナー / メジャートライアド

▼マイナー

▼メジャー

ルートのオクターブ上に居る3度音をこのような形で重ねることが出来ます。

3度のボイシングが1オクターブ上になることで、いわゆる3度コードよりは明るく、セーハによるメジャー / マイナーコードよりは落ち着いた響きになります。

SUS4

メジャートライアドから更に1フレット分ストレッチすると、SUS4 になります。

ストレッチ度が結構高くなるのでローフレットでは辛いですが、もともと面倒な押さえ方になりがちな SUS4 コードをシンプルに押さえられるというメリットはあるかと思います。

パワーコード+オクターブ

パワーコード以外と言っておきつつも一応紹介します。

この押さえ方では、パワーコードを2オクターブ分重ねる事になります。通常のパワーコードに比べて厚みと煌びやかさが強くなります。

まとめ

いかがでしょうか。

他にもやろうと思えば出来るコードパターンはあるかも知れませんが、ドロップチューニングを用いている時って基本的に音が低くなっていたり歪ませていたりすると思うので、一番低い弦を用いたコードはあまり複雑なものだと濁りやすいです。

よって、実用的なものって考えると今回紹介したものが主なところかなと個人的には思っています。これらって基本は、「パワーコード+そのコードの特徴を決定づける音」という最低限の構成になっています。

ドロップチューニングのメインはあくまでパワーコードであると思いますが、これらをパワーコードと組み合わせながら要所要所に取り入れていくと、リフ作りの引き出しが広がってくると思います。

ジャンルによっては余計なコードは押さえないほうが良い場合もありますが、引き出しとして持っておいて損はないはずです。

余談ですが、Tab 譜の画像は Guitar Pro で作ったもののキャプチャです。Tab を扱う際には Guitar Pro 便利なのでオススメです。