【DTM用】ドスパラのおすすめパソコンを紹介【BTO】
ドスパラのパソコンからDTMにおすすめのマシンを紹介します。BTO の中でも品揃え豊富でコストパフォーマンスに優れるドスパラは、DTM 用パソコンを選ぶ上でも良いショップです。
ドスパラとは
ドスパラ(Dospara)は、株式会社サードウェーブという会社が運営しているパソコンショップです。
創業は1992年と、結構古くから存在しています。
BTO パソコンショップとしては有名どころだと思います。ツクモ(Tsukumo)と並んで、アキバのパソコン専門店といえばココといった印象のショップ。
販売商品は BTO パソコンの他に、オリジナルのPCパーツや周辺機器などもあります。
パソコンは BTO 初心者でも比較的選びやすい商品展開となっていますが、パーツの方は結構マニアックな感じもします。
BTOパソコンとは
BTO とは、Build To Order の略で、受注生産・オーダーメイドといったような意味の言葉です。
BTO パソコンというと、ドスパラのような専門店が扱うオリジナル商品全般を指す場合が多いですが、受注生産という名の通り、スペックを詳細にカスタマイズしてオーダーすることが可能な点も特徴です。
一般的に流通しているパソコンに比べてハイスペックなマシンを安価で購入できるのが強みで、DTM 用のパソコンとしても非常におすすめな選択肢になります。
BTO について更に詳しい事はこちらの記事をご覧ください。
ドスパラのおすすめポイント
ドスパラで BTO パソコンを買う上でのおすすめポイントは以下です。
- 安い
- 商品ラインナップが豊富かつ分かりやすい
- パーツを一緒に買えて痒いところに手が届く
項目を1つずつ見ていきましょう。
安い
BTO パソコン全般として、ハイスペックなマシンを安価で買えることが強みです。
そんな中でもドスパラのパソコンはコストパフォーマンスに優れており、BTO ショップの中でも安い部類です。
価格表示が税抜表示なので、実際の購入価格は見かけより1割ほど上がりはしますが…それを加味してもドスパラのパソコンは安めです。
他のショップに比べて圧倒的というわけでこそありませんが、似たようなスペックのマシンを比較検討しているとドスパラの方が若干安くなる場合が多い印象です。
これだけでも十分選ぶメリットになりますよね。
勿論 BTO ショップならではのサポートも充実しています。
商品ラインナップが豊富かつ分かりやすい
ドスパラの BTO パソコンは商品展開が豊富です。
といっても、BTO ってショップで自由にパーツを組み合わせて販売できるので、やろうと思えば商品展開そのものは無限に増やすことが出来ます。
しかしそこは闇雲にランナップするのではなく、用途やスペックによってあくまで分かりやすく区分けした上で、豊富に展開されています。
品揃え豊富感がありつつ、それでいて選びやすいんです。
商品ラインナップの設計がしっかりしている感じといいますか、ここは界隈大手ショップとしての強さを感じます。
パーツを一緒に買えて痒いところに手が届く
ドスパラではPCパーツや周辺機器も豊富に販売されています。
玄人志向(PCパーツ)や上海問屋(周辺機器・雑貨)といったオリジナルブランド商品も人気です。
これらを一緒に買えるので、痒いところに手が届くんですよね。
例えば、追加ストレージ用の HDD を中身だけで安く買い、それを起動するためのケースをオリジナルブランドで安く買い…とか、後からメモリを買い足してスペックを増強したりといったことも全部ドスパラで完結出来ます。
ドスパラのおすすめパソコン(DTM用)
ここまで紹介した上で、具体的なおすすめのマシンを紹介していきたいと思います。
ドスパラのパソコンはDTM 用途で考えても丁度良いものが多く、選びやすいです。
当サイトで厳選したのは以下に紹介する4機種です。なお、デスクトップパソコンとしてのおすすめを紹介しているこちらの記事でも、BTO を代表して紹介しています。
コスパ:raytrek MX
- CPU:Core i7
- メモリ:16GB
- グラフィック:GeForce GTX 1650
- ストレージ(メイン):500GB SSD
- ストレージ(サブ):-
- 価格:134,979円~
ドスパラのクリエイター向け PC のエントリーモデルにあたる機種です。
エントリーモデルとはいえ、Core i7 + 16GB という仕様で、 DTM をやる分には過不足の無いスペックです。
ライブラリ等の格納用にサブストレージを足してあげれば、一般的な DTMer はこれで十分かもしれません。
バランス:raytrek LC-M
- CPU:Core i7
- メモリ:16GB
- グラフィック:T600
- ストレージ(メイン):500GB SSD
- ストレージ(サブ):-
- 価格:144,980円~
グラフィックボードにクリエイター向けの T600 が搭載されている点が特徴であり強みの機種です。(※一般的な GeForce はゲーム向けです)
筆者も本機を使用していますが、購入時の定員さん曰くドスパラのクリエイター向け PC の中でも人気機種とのことです。コストパフォーマンスに優れつつ、必要にして十分なバランスの良いスペックが人気のポイントでしょう。
人気機種ゆえかちょっとした割引やセール対象になっているタイミングも多いです。一時期よりは価格が上がってきたのでセールをうまく狙えると良さそう。
ハイスペック:なし
執筆時点(2022年2月)では、ハイスペックモデルではあまりおすすめの機種がありません。
以前は raytrek ZV というモデルが Core i9 を搭載しながらも20万円を切るという仕様でおすすめだったのですが、現在は動画編集向けに梶を切ってDTM 的にはコスパイマイチなモデルとなってしまいました。
ドスパラでハイスペック PC を買うなら上記までに紹介したモデルをカスタマイズ注文するのが良いと思います。
まとめ
いかがでしょうか。
私自身、DTM 用のパソコンや BTO についての知識を学ぶにあたって、ドスパラには非常にお世話になってきましたし、なんだかんだで一番愛用しているパソコンショップです。
DTM には Quadro(現在は T シリーズを含む)が良いという事を教えてくれたのもドスパラの店員さんでした。(※ただしCubaseは除く)
ちなみに昔は品質面での悪評も少なくなかったそうですが、現在はかなり良くなっているとのこと。筆者もドスパラPCを使っていて変なトラブルが発生したことは一切ありません。
BTO ショップも調べていくと良いショップが沢山ありますが、どこを選んだら良いか分からなければまずドスパラを見てみると良いかも知れません。