Audiomodernというイケてるデベロッパーを紹介したい

Audiomodernというデベロッパーをご存知でしょうか。個人的に気に入っている音源メーカーなのでのでおすすめ商品と一緒に紹介させていただきます。

Audiomodernとは

Audiomodern(オーディオモダン)はサンプルパックや Kontakt 用のソフト音源を開発・販売しているデベロッパーです。

所在地等は記載がありませんが、公式サイトの料金表示が € になっているのでヨーロッパ圏でしょうかね。

アンビエント、エレクトロニカ、グリッチ、シネマティック等の系統に特化した音源メーカーという印象で、商品はどれもハイセンス・ハイクオリティです。WEBサイトのデザインもイケてますね。

個人的にもいくつか商品を買っており、どれも気に入っています。アンビエンスを多く含んだモダンで幻想的な雰囲気が簡単に演出できるので、自分が作りたい音楽の方向性とマッチしており重宝しています。

多くのプラグインショップで扱っているのでバーチャルキャッシュ等を有効活用してお得に入手がしやすいのも良いですね。

Audiomodernのおすすめプラグイン

デベロッパーの概要は上記のとおりですが、では具体的にどんな商品があるのか?ということで、いくつか紹介させていただきます。

ATOM

Audiomodern のフラッグシップといって良さそうな音源がこちらの ATOM です。

幻想的かつ壮大なシネマティック音源。かつアンビエンスが豊富でモダンでさらっとして非常にクールで、シネマティックエレクトロニカとかにも最高な感じ。

GUI も格好良いですよね。「Audiomodern、やりおるな」と素直に感じられる音源です。

Opacity

こちらもフラッグシップと思われる、シネマティックギター音源です。

シネマティックギター音源というのはアンビエントギターに海外の映画音楽に使うような幻想的でリッチな加工やアレンジを加えたギター音源です。まあアンビエントギター音源という認識で良いと思います。

この手の音源自体は他のデベロッパーからもよく出ていますが、Opacity はアンビエント、エレクトロニカ、シネマティックに特化している Audiomodern の強みが遺憾なく発揮されており、頭1つか2つくらい抜けているように感じます。

Paths, Paths 2

コンストラクションキットという、収録曲からフレーズをバラしてエディットして使えるサンプルパックと Kontakt 音源の中間のような音源です。

Paths は、アンビエント・エレクトロニカ系のコンストラクションキットで、Audiomodern が最も得意とする分野から素材を厳選して使いやすくまとめている感じです。

かなり格好良いけどかなり使いやすく、個人的に一番愛用しているのがこれだったりします。

ModulARPS, ModulARPS 2

https://youtu.be/HQ313e47zKc

こちらもコンストラクションキットです。デモが異様に格好良いですね。

ModulARPS はモジュラーシンセにフォーカスしたコンストラクションキットとなっており、モジュラーシンセで作られたメロディ、ベース、テクスチャ、ビート等が収録されています。

モジュラーシンセの質感ってDTMで再現するのが難しく、またガチ勢でないと手を付けにくい分野でもあるため、モジュラー系のサンプルパックって結構重宝すると思います。

ModulARPS はモジュラーシンセ+Audiomodern 流アンビエント・シネマティックサウンドでめちゃくちゃ格好良いです。

Riffer, Playbeat

Riffer はスケールに沿ったリフを、Playbeat はビートパターンを、それぞれランダムに生成することが出来るプラグインです。

インスピレーションに刺激を与えたりスパイス的にランダマイズを足したり、作曲・アレンジのアシスタント的に活躍してくれます。

この手のプラグインは色々なデベロッパーから出ていますが、これらは「Audiomodernっぽい雰囲気の音」が出てくるので(当然といえば当然ですが)、Audiomodern を気に入っていれば検討価値アリです。

SHIFT, SHIFT 2, SHIFT 3

エレクトロニカと、映画で使われる効果音(Foleyというらしい)を組み合わせたサンプルパックです。

Burial のような夢想的なシネマティックエレクトロニカともまた違う前衛的な音像が独特です。Foleyが混ざったビートパターンなどとても面白いと思います。

まとめ

その他、公式では謎のポルシェ効果音?フリー音源やTシャツも販売していますね。やはりそれなりにファンがいるのでしょうかね。

デベロッパーを紹介しようとしたら、シンプルに商品の紹介になってしまいましたが(それしかできなかった^^;)いかがでしたでしょうか。

格好良い音源メーカーって、商品を見てデモを聴いたりしているだけでも良い刺激やインスピレーションが得られて、そういう意味でも Audiomodern は好きなデベロッパーなんですよね。

もし気になった要素があれば、是非チェックしてみてください。