1人バンドのやり方をまとめてみた。
DTMの普及もあって1人バンドが近年増えてきていますが、まだまだハードルが高いイメージもあると思います。そこで実際に1人バンドをやっている身として、1人バンドのやり方をまとめてみました。
※弊「Lostmortal」も1人バンドとして活動しています。
まずは曲を作ろう
1人バンドをやりたい人が一番やりたいことって、曲を作ることだったりしませんか?
だったらまず作っちゃいましょう。
コンテンツとしてもまずは曲がほとんど全てといっても過言ではないと思います。とにかく、まずは曲。
曲を作ってしまってから他の事を考えても良いですし、やりたいことから入ればモチベーションも維持しやすいです。特に最初は他に出来ることもあまりないので、兎にも角にも曲を作ってしまうというのが良いと思います。
曲を作るためには
DTMが出来ることが実質必須ですね。
自宅にレコーディングスタジオを構えていて必要な全楽器を演奏・RECできる、みたいな環境をお持ちであれば全然良いのですが、多くの人にとっては現実的でないですよね。DTMのおかげでそういった領域よりはハードルを低く参入することが出来ます。
DTMでバンドサウンドをやるにあたって必要なものは概ね以下
- ある程度スペックの高いPC
- DAW
- オーディオインターフェース
- ソフト音源(自分でRECする以外の楽器分)
- アンプシミュレーター(エレキギター/ベースが入る場合)
- プラグインエフェクト(ミックス・マスタリング用)
- 録音環境(ボーカルブースなど)
全部ゼロから揃えるとウン十万円かかってしまうので、必要なものから少しづつ買い足していくと良いと思います。
名義を決める
曲が出来たらバンド名を決めましょう。活動するにあたってどうしても必要になります。
アートワークを用意する
アルバムのジャケットや、所謂アー写・プロフィール写真などが、各種配信や登録を行うにあたって必要になってきます。
自分で作るか、依頼して作って貰っても良いと思います。
私は特にツテもないので、ライセンスフリーのストックフォトを用いて自作することが多いです。Pixabay、Unsplashなどをよく使っていますが、若干被りやすいかもです。
住所・看板を作る
なんのこっちゃ?と思われるかも知れませんが、公式で情報を発信する元が必要だよねという話です。1人バンドだと特にインターネットを活用する形は必須かと思いますので、
- SNSアカウント
- 公式WEBサイト
- Soundcloudなどのアカウント
などを用意して所在、連絡先、何者であるか、何をしているのか等を明確にして構えていた方が良いということです。
これは無くても活動自体は出来ますが、インターネット全盛の時代に活用しない手はないと思います。多少宣伝にも使えますし。
うちの場合はDTMブログを兼ねた当サイトが主な発信元ですね。
音源をリリースする
作った曲は名義・アートワークと共に外部に出す、リリースをすることになると思います。
活動方針によってどこに出すかを決めることになると思いますが、選択肢としては、
- インターネット上に公開(Youtube、Soundcloudなど)
- インターネット上で販売(Bandcamp、Boothなど)
- ストリーミング系サービスに配信(Spotify、Apple Musicなど)
- ディストロ、レコードショップ等に流通
- 手売り
等があると思います。この辺りは私自身も模索中なので、また別途で掘り下げたいと思います。
まとめ
ここまででざっくり、最低限の事が1週まわって形になると思います。
いかがでしょう、正直ここまでであれば、曲さえ作ってしまえばそんなに難しくないでしょう?
ここから先はひたすら音源を作ってリリースを繰り返すもよし、サポートメンバーや同期を使ってライブをするもよしです。とにかく活動のループをひたすら回していきましょう。
で、恐らく最も難しいのが、活動をどうやってプロモーションするか。ここは私も答えがわからずにずっと底辺ですけれども、よかったら一緒に模索していきましょう。