【EB-Bag】サウンドハウスのベースケースを徹底レビュー【PLAYTECH】
サウンドハウスオリジナル、PLAYTECH(プレイテック)のベースケース / ギグバッグ「EB-Bag」を詳しくレビューします。
価格の安さが魅力的な本製品ですが、実用的にどうなのか?と気になっている方も多いのではないかと思います。
PLAYTECH EB-Bag とは
EB-Bag は、サウンドハウスのオリジナルブランド、PLAYTECH から発売されているエレキベース用ギグバッグです。
ちなみにギグバッグとはリュックのように背負えるタイプのケースで、ソフトケースよりは多少クッション性や保護力があるものを指します。
ギグバッグを個別で買おうとすると大体1万円以上はするんですけれども、本製品はなんと3000円です。※物価上昇で2024年現在は5000円弱
さすが圧倒的低価格が魅力のプレイテック。相場の半額以下で素晴らしいです。
商品写真を見た感じポケットがが沢山あって、簡素なセットならギグバッグだけで全て収納できそうだと思ったのが決め手となり、実際に購入を決めた次第。
EB-Bag の詳しいレビュー
シンプル、だけど収納は沢山
一言でいうとそんな特徴のギグバッグです。
以下、詳しく見ていきたいと思います。
商品到着時
商品が届いたときの状態は以下写真のような感じでした。これがポンと箱に入っていただけでシンプルでした。
こういう商品なら繊細に梱包する必要もないでしょうし、極限までシンプルな包装にすることによるコストダウンの企業努力を感じました。
バッグを開いた図
さて、外袋から開けてバッグの中を開いてみたところが2枚目の写真です。
ネックホルダーはありませんが、上下(ベースと接触する面)には、チープではあるもののそこそこ厚みのあるクッションが入っており、電車移動時などに余計な不安を抱く事はひとまずなさそうです。
バッグの横方向のボディサイズについてはプレシジョンベースでピッタリ、というか結構ギリギリだったので、変形ベースやボディの大きなものは入らないと思います。
逆に縦方向には余裕があり、スーパーロングスケールのベースなどでも問題なく入りそうでした。
バッグの裏側
写真3枚目、裏側はこんな感じです。
背負う部分のストラップにもチープではありますがクッションが入っており、背負っていて変に疲れることはないですね。
ストラップの長さは限界まで伸ばしてもあまり長く出来なかったので、背の高い人は天井に注意です。
あとストラップの上部にさり気なくカード入れがありますがこれの使い道は・・・?
収納ポケット
収納ポケットは以下のような感じ。
シールドとエフェクター2、3個は入ります。このサイズ感は助かります。
ちなみにこのエリアだけで収納ポケットが5つあります。さすがにそんなにいるか?という気もしなくもないが、ちょっとした小物を分けて入れたり出来るので便利です。
ネックの上の方にもポケットがあります。筆者はここに折り畳み傘を入れることが多いです。
EB-Bag、必要にして十分
総括としては、ギグバッグとして必要にして十分な製品でした。
全体的に必要な性能を担保しつつ最低限の仕様やコストでまとめ上げた感じの、無駄のないスペックの製品だと思います。収納は多いですがそれはメリットですね。
ディティールなどの質感はチープですが(価格を考えれば当然)、肝心なところのクッション性や耐久性、使い勝手はちゃんと考慮されていてしっかり作られているので、コストを抑えつつ実用性を重視して作られている製品だと思いました。
耐久性も十分です。5年くらい使っていますが今のところ全く壊れてません。
コストパフォーマンスを考えると最強かも。
EB-Bag のデメリット
1つがデザイン。
本記事の写真で紹介している旧仕様は特に問題ないのですが、現行仕様はPLAYTECHのロゴが目立つ所に入り、赤いタグがかえってチープに見えたりと、ちょっと改悪されてしまったかなという印象。
もう1つが、背負う位置がやや高めになります。
平均身長より小さい筆者が背負っても、ストラップを最大まで伸ばしても、電車の乗り降りの際にはケースの頭をぶつけますし、雨が降った時に傘をうまくさせないのは困りますね。
まあベースケース自体がそんなもんと言えばそうなんですが、できればもう少し低く背負えたら嬉しかったです。
まとめ
サウンドハウスオリジナルブランドの製品って安かろう悪かろうなイメージがあるかもしれませんが、今回買った EB-Bag は素晴らしいです。
しっかりしていながら変に重くもなく収納も十分。ギグバッグ単体の相場の半額以下ということもあり、コストパフォーマンスを考慮すると最高です。
実は一時的な間に合わせで買っただけではあったのですが、良かったのでそのまま普通に使ってます。
商品情報
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